日本人ウケしやすい振付
L字ダンスがかわいい
韓国のアーティストながら日本の紅白歌合戦に出場したTWICE。
知名度もぐっと上がりました。
それは「LIKEY -Japanese ver.-」の振付にも表れています。
大韓民国のガールズユニットはセクシーな振付が多いのが特色。
日本人アーティストにはない新鮮さがあります。
一方でそうした風合いのダンスは日本人ウケしません。
ところが「LIKEY」はフェミニンな印象。
数多のファンをその愛らしい振付で虜にしていることでしょう。
大の字ダンス
可愛らしい振付の中にも大胆なファクターを持ち込むのがK-POP。
両の腕を真横に突き出し、拳を作ってぐるぐる回します。
サビの少し前の”言葉だけじゃ足りないよね”のシーンです。
じっくり振付を見ているとJ-POPとの差に驚かされます。
カンフーダンス
K-POPはサビの後の間奏でラップの入れるのが常套手段。
そのあとにダンサー担当がカンフーダンスを披露します。
まるで中国・嵩山の少林寺拳法を模した振付。
手を刀のように尖らせ(手刀)、肘を伸ばします。
敵の突きを交わすようにぶんぶんと動かします。
路地裏で撮影しているのでマッチしています。
スパイ映画で組織に妨害されるシーンを想像してみてください。
ハングルの発表から一年
「LIKEY -Japanese ver.-」は聞き覚えのあるサウンドという読者もいるでしょう。
実はハングルバージョンのダンス映像が2017年に公開されています。
シックスティーンという韓国のオーディション番組で誕生したグループ。
ダンス映像では名前の書かれたゼッケンをつけて踊っています。
誕生して間もない頃は名前をファンに広めるのが仕事。
歌声やダンスはそのあとです。
みんなが知っているというのはアイドルにとって非常に重要なことです。
アルバム「#TWICE2」に収録
2019年3月6日リリース予定
「LIKEY -Japanese ver.-」はアルバムの一曲目に収録予定。
タイトルは「#TWICE2」です。
ハッシュタグ(#)はSNSで検索されやすいようにつける記号。
アルバムタイトルからもSNSを強く意識したモノであることが分かります。
そのトップバッターとなるのが「LIKEY -Japanese ver.-」。
注目されること間違いなしのナンバーです。
なぜならCDを再生したら必ず最初に流れるからです。
イントロから繰り返しが多く洗脳されそうですが、ダンスはキュート。
今年の文化祭で演じるダンス部も出てくるかもしれませんね。