生きてる理由なんてない
だけど死にたくもない
こうして今日をやり過ごしてる
出典: 未来/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
あるとき人は考えるものです。「こうして自分が毎日暮らしている理由ってなんだろう?」と。
でもそこには結局理由は無くて、現実はどうにもうまくいかないけど、それでもこの人生を終わらせる気も無い。
将来はよくわからないけれど、やっぱり自分は日々を乗り越えていかなければいけないんだなあと改めて気付かされる私たちがいます。
気付いてしまった現実から目をそむける
生まれたての僕らの前にはただ
果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を信じたくなくて
目を閉じて過ごしている
出典: 未来/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
子供の頃は、無邪気な心で大きな夢を描けたものです。
「自分は何にでもなれるんだ」という気持ちで、純粋に明るい将来を思い描いて毎日を過ごしてきました。
そこから、大人になるにつれて徐々に現実を知り、思っていたような未来がどうやら簡単には手に入らないようだということに気付き始める自分。
この、「少しずつ気付き始める」という頃が、人生において一番つらい時期なのかもしれません。
この歌詞の主人公の様に、誰もがそこから目をそむけたくなるものです。
未来はどのようにもできる
いつかこの僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
変えてみせると この胸に刻みつけるよ
自分を信じたなら ほら未来が動き出す
ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう
出典: 未来/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
この物語の最後で、主人公は「未来は変えられるものだ」と知ります。
理想を描き、現実を知り、そこに苦しんだあとは未来を変えるように行動すればいいのです。
まさにこの歌詞にあるように、努力が結果につながることを信じてとにかくやってみよう。
そうすれば、未来は自分がいつか思い描いたものに近づいていく。
やるせない気分でヒッチハイクをしていた自分を勇気づけてあげよう、という、前向きなメッセージによって、歌詞は締めくくられていきます。
結局は明るい「未来」になるということ
Mr.Childrenの「未来」についてまとめてみました。
若者から大人に差し掛かる頃、人は「現実」の正体を知り、少なからず落ち込むものです。
それでも、そこから前向きに考え行動することによって未来を明るいものにしていくことができるのも事実で、この曲には桜井さんのそんなメッセージが込められているように思えます。
誰しもが経験する苦悩を優しく受け止めてくれるような、「未来」の心強いメッセージをみなさんも感じてみて下さい。
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