「こんなこと騒動」はどんな曲?

ずっと真夜中でいいのに。の「こんなこと騒動」は1stフルアルバムに収録されている楽曲です。

YouTubeにも投稿されており2020年3月時点で300万再生超え。

「ずとまよ」らしい独特な曲調で聴けば聴くほど世界観に引き込まれてしまいます。

MVも大事

ずっと真夜中でいいのに。【こんなこと騒動】歌詞の意味を徹底考察!何の覚悟が必要?冒頭の言葉の真意とはの画像

「ずとまよ」は楽曲だけでなく、MVのクオリティも非常に高く、世界観がリアルに表現されています。

今回の楽曲ではキャラクターがよく動いており、臨場感あふれるMVです。

曲しか聴いたことない人はぜひMVもご覧ください。

とにかくカッコイイの一言

「こんなこと騒動」は「ずとまよ」の特徴をギュッと詰め込んだような楽曲です。

最初は淡々と歌っている感じですが、サビは疾走感あふれるリズム。

かと思えば、2番サビでは静かで少し悲しい曲調になっています。

曲調の変化はMVに登場しているキャラの心情変化と合っているようで1つの物語みたい。

激しく変化する曲調ですが、そこも含めてカッコイイの一言に尽きる楽曲です。

ずとまよ特有の謎の言葉

ずっと真夜中でいいのに。【こんなこと騒動】歌詞の意味を徹底考察!何の覚悟が必要?冒頭の言葉の真意とはの画像

「ずとまよ」の楽曲は曲の始めや終わりに不思議な言葉を口ずさんでいることがあります。

今回の楽曲も不思議な言葉が最初と最後に入っている模様。

他の楽曲だと「ヒューマノイド」が分かりやすいです。

この言葉、意味は無いのですが曲とピッタリですごく頭に残りやすい。

意味がなく本当に音楽に合わせて歌っているだけという感じで、音を純粋に楽しんでいる様子が伝わります。

歌詞解釈

ずっと真夜中でいいのに。【こんなこと騒動】歌詞の意味を徹底考察!何の覚悟が必要?冒頭の言葉の真意とはの画像

「こんなこと騒動」の歌詞解釈をしていきます。

リズムやMVはカッコイイ楽曲ですが、歌詞だとどんな世界観になっているのでしょうか。

MVがダイナミックな感じになっているので、歌詞は逆に繊細な心情を描いているかもしれませんね。

「ずとまよ」特有の言い回しなどもあるので、じっくりと解説していきます。

意見を合わせあう意味

集まって話し合って
合わせ合う為の相槌 いつまで
ここの正確に沿って
どこの性格が体に いいんだろう

出典: こんなこと騒動/作詞:ACAね 作曲:ACAね

人間というのは1人では生きていけません。

どこかのグループには必ず属しています。

家族、会社、友人…。

中には自分と意見が合わない場合もあるでしょう。

どうやら主人公は意見が合わない人達に頑張って合わせているようです。

合わせなきゃいけないというルールはないのに「相槌」をいれてしまう。

そんな状況にうんざりしている様子。

居心地が悪い

遮られてくみたい
深い緑の海に潜んで 真っ直ぐでいても
今は その視界が居場所でも
些細な疑問くらい 許してよ

出典: こんなこと騒動/作詞:ACAね 作曲:ACAね

自分の意見を押し殺して相手に同調する会話は居心地が悪いものです。

そんな居心地が悪いのを表現している様。

それでも居場所があるだけマシだと自分自身に言い聞かせることもあるようです。

しかし納得しようとしている自分とは裏腹に「些細な疑問」は頭から湧いてくるばかり。

そんな疑問すらも居場所を失くしてしまう原因になるかもと、自分で否定しているのでしょうか。

歌詞最後の言葉は自分自身へ許しを乞うているように感じ取れます。