主人公を勇気づけたものは?

不意にバイブレーション 些細な一行に背中押されて
負けないと誓ったんだ

出典: 革命を鳴らせ/作詞:ササキハヤト コウタロウ 作曲:永田涼司

」を心配してくれている、誰か大切なひとからのメールが主人公を鼓舞するのです。

こうした経験をお持ちの方、割と多くいらっしゃると思います。

つらい日々をこじ開けてくれるような一言は誰にとっても嬉しいものです。

同様にMVの展開も一気に加速します。

続くサビを見ましょう。

サビで次なる展開を始める歌詞とMV

【The Floor/革命を鳴らせ】MVを徹底解説!観ればあなたも革命を起こしたくなるかも?!の画像

革命を鳴らせ 臆病な僕を連れて どこまでも遠くへ

出典: 革命を鳴らせ/作詞:ササキハヤト コウタロウ 作曲:永田涼司

画面いっぱいに歌詞が映ります。

鉄パイプを振り下ろし、瓶を撃ち砕くイメージがインサート。

鬱屈した日々を打ち壊せという意志を力強く感じます。

破壊衝動が止まらない

白線を越えて 夜が明けた先へ進んで

出典: 革命を鳴らせ/作詞:ササキハヤト コウタロウ 作曲:永田涼司

ササキハヤトがepiphoneの黒いレスポールJr.で透明な瓶を破壊します。

次に鉄パイプでピンクの瓶まで粉々にするのです。

粉砕されたガラスの破片が荒野に舞うのが美しい。

いよいよ革命宣言

少しだけでもいい 変えてみせるよ

出典: 革命を鳴らせ/作詞:ササキハヤト コウタロウ 作曲:永田涼司

いよいよ「革命」が宣言されます

小さな「革命」?

革命」とはいえ、大げさな社会革命のことではないようです。

あくまでも自分の不甲斐ない現状を打破するために前を向いて一歩進み出すというニュアンスでしょうか。

この「革命」の捉え方が楽曲歌詞の理解にとても大事です。

ふたたび不甲斐ない「僕」の現状から「革命」へ

『最近、忙しいの?』
他愛のない会話も煩わしい 僕はなんだい?

出典: 革命を鳴らせ/作詞:ササキハヤト コウタロウ 作曲:永田涼司

他人との接触が辛くなるとき、そんな自分に自己嫌悪を感じる瞬間が誰にもあります。

自分でも嫌なのに他人に邪険な振る舞いをする日々です。

それでもと歌詞は続きます。

一人の時間増えて 最初の一行に込めた感情
思い出したんだ

出典: 革命を鳴らせ/作詞:ササキハヤト コウタロウ 作曲:永田涼司