「虹」をタイトルに使ったアーティストは?
虹を題材に曲のタイトルにつかているアーティストはたくさんいます。
例えば、福山雅治「虹」、Aqua Timez「虹」、フジファブリック「虹」等々
探してみるとこんなにいるんだ!と驚かされます。
それだけ虹というテーマは計り知れないメッセージが詰まっているのですね。
とても馴染みのある言葉なのですが、虹の端っこを追いかけたことはありますか?
子供の頃、なんで虹はでているのか?そんなことを考えて端っこを追いかけてみた人は少なくないはず。
でも端っこは捕まえられず、不思議に思ったはずです。
アーティストの使う「虹」という言葉には、それぞれそんな捕まえられない想いが込められているのかもしれませんね。
コブクロ「虹」ってどんな曲?
ではコブクロの「虹」はどんな曲なのか、観てみましょう。
MV冒頭は曇り空の中、映像が進んでいき、曲が終わりを迎える頃にはすっかり晴天になっています。
演出とはいえ、観ていて清々しくなるMVです。
この曲の大サビの歌詞に合わせて出演者が背伸びをするシーンもあります。
これは小渕健太郎が「伸びやかに明日に向かって頑張っていこう!」というメーッセージを発信しているように思えてなりません。
MV一つでも歌詞の世界感を魅せているのです。「虹」のMVは必見ですよ!
コブクロ「虹」の歌詞を紐解いてみる
それでは「虹」に込められた小渕健太郎の思いとは何か?紐解いていきましょう。
唄い出し~1サビまで
閉じた傘の先っぽで
曇り空なぞったアーチ
このくすんだ世界に
誰か素敵な色を 足してくれないか?
出典: http://j-lyric.net/artist/a000656/l0174a7.html
「誰か素敵な色を 足してくれないか?」、他力本願でもいい、この閉塞した世界に彩りを加える人はいないかな?
そんな歌い出しで始まるコブクロの「虹」は当時の小渕健太郎の気持ちが言葉として乗せられています。
雨上がりの街に
飛び交う 希望の粒子を
吸い込んだ 春の日差しが
集めた 七色のイオン
出典: http://j-lyric.net/artist/a000656/l0174a7.html
「飛び交う希望の粒子」とはつまりあなたのこと。
あなたの生きている意味や理由が吸い込まれて虹のような清々しさを魅せてくれるのです。
もうすぐ君は旅立ちの時
その心 締め付ける
不安や迷いを解く 光のような
言葉(言葉)
僕は(僕は)
見つけられるのかな?
出典: http://j-lyric.net/artist/a000656/l0174a7.html
希望や夢ではなく、一人暮らしをはじめたり、何か事をなそうとする人へどんな言葉を掛ければいいか迷うときはありますよね。
言葉にならない別れの間際の葛藤を唄っています。
遠ければ遠いほど
鮮やかな虹の色
心の果てに描いた夢は
今も夢のまま
(Find your rainbow)
近づけば近づくほど
見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない 光の中に
君は今 包まれているから
出典: http://j-lyric.net/artist/a000656/l0174a7.html
描いた夢は手の届かないところにあると虹のように輝いて見えるもの。
しかし一度その夢に近づくと本当に何がやりたいのかが見えなくなってきて不安に駆られます。
でもその夢は消えたのではなく近づいたから見えにくくなったんだ、と優しく諭してます。