楽曲「Endless Notes」
「Endless Notes」は、i☆Ris17枚目のシングル曲。
透明感のあるサウンドと、全員の動きがあったダンスが印象的です。
曲名の「endless」は「果てしない、終わりのない」のような意味を持っています。
また「notes」は「手紙、覚書」の他に「音」という意味もあります。
アニメ「グリムノーツ」と併せると文章的な意味合いに目がいきがちですが、i☆Risとしての躍進をも感じさせるタイトルになっているのですね!
i☆Risと「グリムノーツ The Animation」との縁
そもそも「グリムノーツ」ってどんな話?
『グリムノーツ』(Grimms Notes)は、スクウェア・エニックスより配信されているスマートフォン用ゲームアプリ。2016年1月21日にサービス開始。基本プレイ無料(アイテム課金制)。スクウェア・エニックスのスマートフォン向け新規IPタイトルで、内容は童話を始めとする「物語」を元にした独自の世界観を舞台に、主人公たちが戦う2DアクションRPG。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/グリムノーツ
そして「グリムノーツ The Animation」は、そのゲームをもとに作られたテレビアニメです。
両者の世界観は共通しており、童話の世界の中を「空白の書」の持ち主たちが冒険していくというもの。
アニメの主人公は、スマホゲーム「グリムノーツ」と同じくエクスという名の少年です。
彼はシンデレラの想区に住んでいましたが、運命が定まっていない人物でした。
隣に住む幼馴染の少女――「シンデレラ」が妖精に見初められ、ドレスを着て舞踏会で王子と出会う日、突然今まで見たことのない怪物が無数現れる。その時に現れたレイナ、タオ、シェインの3人に助けられたエクスはこの世界の知らなかった事実を聞かされ、驚きつつも彼らと共闘し「カオステラー」の起こした騒動を収め、彼らと共に旅立つ。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/グリムノーツ
冒険者たちは「空白の書」と「導きの栞」を持っていて、様々な物語のヒーローたちから能力を引き出して戦います。
想区と呼ばれているそれぞれの物語の世界にはそれぞれの結末が存在します。
しかし「カオステラー」によって物語が破綻すると、その想区は消滅してしまうのです。
想区の秩序を取り戻す (調律する) こともまた、冒険者たちの使命の1つとなっています。
上のような物語とのつながりを意識してかもしれません。
「Endless Notes」の振付にも、本を開く、ページをめくるなど、「本」を連想させる動きが多く登場しますね。
声優としてi☆Risメンバーの久保田未夢さんが出演!
さらに「グリムノーツ The Animation」には、声優として久保田未夢さんが出演しています!
演じているキャラクターは、メインキャラのひとりである少女「シェイン」。
シェインは桃太郎の想区にいた少女で、角のない鬼という、桃太郎には登場しないはずのキャラクターです。
普段は大人しく、冷静そうな話し方ですが、大好きな武器のこととなると一気に早口に。
未夢さんの名演技が光ります。
「Endless Notes」のMVで見せる大人っぽい雰囲気と、良い意味で反対のキャラクターといえるかもしれません。
考察1 振付に着目!
いよいよ考察です。まずは振付から見ていきましょう。
考察に当たっては、以下2つの動画を参考にさせていただきました。
この記事と一緒に見ていただくとより分かりやすくなるかと思いますので、ぜひ併せてご覧ください!
希望に満ちたストーリーを感じさせるMV
こちらは、Endless NotesのMVです。
前奏~2番直前あたりまでが収録されており、ストーリー性を感じさせるような場面も多々盛り込まれています。
振付をしっかりチェック! ダンスVer.
こちらは、Endless Notesの振付が定点で収録されたダンスバージョンの動画です。
MVには映っていない部分の振付や、ステージの隅々まで使った動きのあるダンスがじっくり見られます。
この動画に出てくる振付も、考察の重要な材料です。