SKY-HI(日高光啓)

アイドル生まれHIP-HOP育ち

SKY-HIAAAメンバーとしても活躍する日高光啓のソロ活動時の名義。

超高速ラップとタイトなライミングは、誰にもマネすることのできないオンリーワンの輝きを放っていて、人気と実力を兼ね備えたラッパーとして評価されています。

もちろんAAAメンバーということですからビジュアルも抜群。

ざっくり言ってしまえば、超イケメン+超すごいラッパー=SKY-HI、そんな感じ。

とはいっても、2005年のAAA結成当初、avexと交わした契約ではソロ活動は禁止されていたんだそう。

それでもラッパーとしての夢を捨てられず、当時のマネージャーに頼み込み「黙認」という形でクラブで活動をスタートさせたようです。

当然、日高光啓という名前ではいずれ噂が広まってしまいますから…そこで、MCネームをもらうことになりました。

MCネーム:SKY HI(ULTRA NANIWATIC MC'Sに、「空のように高く無限の可能性を」という意味を込め、SKY HIというMCネームをもらう)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%AB%98%E5%85%89%E5%95%93

SKY-HIの2018年ライブ情報!代表曲とも呼べるシングル「Marble」を冠したツアーが開催決定の画像

公には「空の高さのように無限の可能性を」という意味がSKY-HIの名前に込められている、と言われています。

ただ、これは想像ですが、MCネームを付けるにあたってなにか願いのような意味を込めつつも、言葉の持つイメージや雰囲気がその人にぴったり合うかどうかも、きっと考えたはず。

そう考えると、このMCネームをもらった2006年当時、すでにSKY-HIは「クールで、キレのあるラッパー」として認められていたのではないでしょうか。

KEN THE 390からフィーチャーされて制作された楽曲「SHOCK feat. SHY-HI, KREVA, Mummy-D」では、こんなバースをキックしています。

俺はアイドル生まれHIPHOP育ち
敵の数の分増えた友達

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-161026-229

このフレーズは、まさにSKY-HIだからこそ吐ける、自分だけのパンチライン。

さりげないですが、自分の歩んだ道をズバッと一言で表現しています…最高。

SKY-HIの魅力とは

何といってもSKY-HI最大の武器は他の追随を許さない超高速ラップと、ハードなライミング。

2014年にリリースされた1stアルバム「TRICKSTAR」に収録されている楽曲「Tylant Island」では曲中いたるところで高速ラップを披露しています。

1秒間に9文字発音している、ということで有名になりましたが…

KEN THE 390の「Turn Up feat, T-PABLOW, SKY-HI」で披露している高速ラップは、もっと速い?!

頭カラのマダファカ等がそこらで鼻高々 馬鹿馬鹿しい話
悲しいかな しがらみの中まだがんじがらめ
Wanna be free??Wanna be me??
ガラだけブリンブリンでもCheesy
蹴ちらすFreaky flow Can I kick it?

出典: https://www.uta-net.com/song/217748/

MV上では、これだけの歌詞を3:47から3:55、つまり8秒で発音しているんですよね…しかもフロウまでつけちゃってる。

こんな感じの高速ラップを、かなりクールな曲調に乗せるスタイルがあるかと思えば、POP要素を前面に押し出した歌モノもこなします。

そういう意味でも「アイドル生まれHIPHOP育ち」。ゴリゴリのHIPHOPもこなせば、POPな曲もこなす。爽快なのも、クールなのも…曲のテイストの振り幅が広いんです。

ラッパーというよりはもはやアーティスト、メジャーシーンとアンダーグラウンドをつなぐ架け橋。SKY-HIはまるで空のように、活躍の場をどんどん広げています。

配信限定の新曲「Marble」の世界

Love & Peaceな世界をカラフルに歌う「Marble」