「青春時計」は衣装も可愛いですね。
鮮やかな赤い色、縦に二本入る白いライン、そしてAラインのワンピースの背中には大きなリボンがついています。
衣装の赤と白は、新潟県の象徴でもある「トキ」のカラーであり、NGT48のロゴのカラーでもあります。
筆者にはNGT48のメンバーが天使、もしくは妖精のようにも見えました。
この衣装を手がけたのはオサレカンパニーの茅野しのぶさん。
現在AKB48グループ衣装総責任者をされており、AKB48グループの総支配人でもありました。
※総支配人を務めていたのは「青春時計」リリース当時のことです。
時計の振り付け
「青春時計」のMVで、振り付けが印象的なのはサビの部分です。
チックタック チックタック
知らぬ間に時計は刻んでる
輝きながら過ぎてく日々
いつかこの日を思うのだろうか?
ああ 今 叫びたくなる
感情こそが青春
出典: 青春時計/作詞:秋元康 作曲:大河原昇
手の動きが何となく時計の針の動きに見えるのは筆者だけでしょうか。
その後の足の振りも、柱時計の振り子のようです。
横一列で手をつないで左に進むステップはそのままからくり時計にして欲しいくらい、かわいらしさがあります。
この振り付けを担当されたのは振付・演出・ステージングアドバーサーを手がけている竹森徳芳さん。
公式ホームページにあるとおり、アイドルに限らず多彩な活動をされている方です
水曜日のカンパネラや桐嶋ノドカ、舞台「じょしらく」の振付・演出・ステージング指導を手掛ける竹森徳芳のHP
舞台はどこ
「青春時計」MVは全編新潟市内でロケーション撮影されました。
万代シテイ
MV最初の舞台は「万代シテイ」の交差点です。
画面の左下側にあるビル「LoveLa2」の4階に「NGT48劇場」があります。
MVのほとんどの場面は、この「万代シテイ」で、他に信濃川沿いの場面が登場します。
時系列で見ていきましょう。
- 0:00 万代シテイ交差点
- 0:50 信濃川やすらぎ堤緑地(春は桜の名所になっています)
- 0:55 LaveLa 2階とバスセンターの間の連絡通路
- 0:59 萬代橋(「ばんだいばし」または「よろずばし」と呼ばれています)
- 1:01 「名物 万代そば」(「バスセンターのカレー」で有名なお店です)
- 1:03 信濃川やすらぎ堤緑地、萬代橋
- 1:15 万代シテイパーク(万代シテイバスセンター2階)、萬代橋、信濃川やすらぎ堤緑地、万代そば
- 1:24 万代シテイ交差点
- 1:49 万代シテイパーク
- 2:48 万代シテイ交差点
- 3:32 万代シテイパーク、万代シテイ交差点
そして、最後に「NGT48」と人文字で作っている場所は「万代シテイパーク」です。
どの場所も、新潟市民であればなじみ、県外からの観光客にとってはランドマーク、観光名所になっています。
手をつないで
さて、先ほど書きましたが、このMVは「つながり」がテーマ。
沢山の人が手をつなぐ場面が登場します。
NGT48のメンバーの後ろに沢山集まっている人々は新潟県内外から集まったエキストラの皆さん。
合計で1,000名ほどの方が参加されたそうです。
2番に入って、夫婦、親子、姉妹、同級生が照れたりしながら手をつなぐ場面に心動かされます。
新潟県のキャラクターが登場
エキストラの皆さんの中には、一般の方のみならず、ゆるキャラや観光大使の方などが登場しています。
1:20から登場するのは「第7代にいがた観光親善大使」のお二人。
2:04から登場するゆるキャラは全部で6体。
左から順に、名前はこうなっています。
- 花野古町&笹団五郎(「マンガ・アニメのまち にいがた」PRキャラクターの2体)
- レルヒさん(日本のスキー発祥100周年記念に誕生したキャラクター)
- ばんにゃい(万代シテイのキャラクター)
- えちゴン(越後柏崎のPRキャラクター)
- ブリカツくん(佐渡の新・ご当地グルメ「佐渡天然ブリカツ丼」のPRキャラクター)
そして、2:11に登場する青いワンピースの女性は、山田彩乃さん。
「2015ミス・アース・ジャパン」のグランプリに輝いた新潟市在住の方です。
山田綾乃さんと手をつなぐのは一般の男性のようですが、ズボンを直す仕草が微笑ましいですね。