乃木坂46『スカイダイビング』を解説！選抜メンバー・歌詞の意味を押さえておきたい’夏曲’！

「スカイダイビング」は、前作「それぞれの椅子」から1年ぶりとなる3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」の7曲目に収録されています。

2017年5月24日にリリースされたこのアルバムのリード曲でもあり、更には乃木坂46の2017年”夏曲”となる楽曲です。

”夏曲”は、乃木坂46の楽曲で毎年リリースされる”夏”をテーマにした曲のことで、2013年の「ガールズルール」から始まり「夏のFree&Easy」「太陽ノック」「裸足でSummer」などがリリースされてきましたよね！

毎年夏に開催されている「乃木坂46 真夏の全国ツアー」の時にはツアーテーマソングともなる注目度の高い楽曲のことなのです。

この曲を作詞したのは、前田敦子のソロ曲を手掛けたこともある菅井達司。乃木坂46の作曲をするのは初めてで、爽やかな楽曲になっています。

アルバムは初回限定生産盤、初回限定仕様のType-A、Type-B、通常盤の4つがあり、初回盤にはそれぞれ違った内容のDVDが収録されています。

• 初回生産限定盤：乃木坂46 2016年ライブ特選集
• Type-A：乃木坂46 Documentary of 2016
• Type-B：秘蔵映像”野中の動画”

乃木坂46の中でもかわいらしいフォーメーションダンスになっている「スカイダイビング」。サビの部分で、隊列になって空から飛び降りてくるような振り付けは斬新！

また、小指を口元にあてて踊るアイドルらしい振り付けもあり、見どころ満載です。

イントロからシンセサイザーの音が爽やかでいいですよね。

この楽曲は男性目線で歌われていますね。オープンカフェにいたポニーテールの君に夢中になり過ぎて、雨がやんでいたことにすら気づかない主人公。

女性の場合は髪型でだいぶ印象が変わりますよね。例えば、夏の浴衣姿で髪を上げているだけで一瞬で恋に落ちるということもあります。

普段は髪を下ろし、そんな特別な感情を持っていなかったのに、見た目の違いに「あれ？こんなにかわいかったっけ？」なんて考えてる姿が目に浮かびます。

恋の季節といわれる夏に、好きになった君と進展するのかそわそわする気持ちが伝わりますね。

「夏だ！」という声がかわいらしくてにやけてしまいます。

恋をすることを英語で「fall in love」と言います。「愛に落ちる」という意味で、この「君にスカイダイブ」というのも、まさにそういった心境を表していますね。

徐々に加速していくのではなく、スカイダイビングで落ちるように恋に落ちた主人公。

あまりにも突然に訪れた恋に、自分でさえもどうなるか分からない戸惑いと高揚感が感じられますね。

同じ場所をぐるぐると回るヘリコプター。かなりの音が響くので、近くにいる君も僕も気づいています。

「何かあったのかな？」「うるさいね」。なんでもいいから、君が言葉をかけてくれないかと考えているようですね。

「何か始まるだろうか」から始まるフレーズは、ヘルコプターが何か始めるのか知りたいということ、またヘリコプターの話をきっかけにこの恋が始まるかどうかを教えてほしいと2つの意味を太陽に尋ねているのではないでしょうか。

スカイダイビングは、落ちている最中にやめるということはできません。恋も一緒で、不安であろうが雲の中だろうが落ちてしまうものなのです。

それなら、勇気をもって全力で君を目指すから、受け入れてほしいという気持ちが表現されていますね。