L'Arc〜en〜Ciel4枚目シングル曲「風にきえないで」

L'Arc~en~Ciel【風にきえないで】歌詞解説!彼女は風に消えそう?2人の関係性を独自に紐解くの画像

今回注目した「風にきえないで」は、L'Arc〜en〜Cielの4枚目のシングル楽曲です。

1996年にリリースされ、当時人気だったバラエティ番組「東京フレンドパーク」のOP曲にも起用。

インディーズ時代からコアなファンはいましたが、この楽曲を機にさらに人気は不動のものとなりました。

しかし意外にも仮タイトルは別にあったのをご存知ですか?

その理由と仮タイトルはWikipediaにこのように掲載されています。

作詞を担当したhydeが、初めて「虹」という言葉を意識したといわれる曲。作曲を担当したtetsuyaは「バレンタインに嫌な思い出があり、それがきっかけでこの曲が出来た」と語っている。その理由から仮タイトルは「バレンタインの憂鬱」。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/風にきえないで#cite_note-2

圧巻の歌唱力は「風にきえないで」にピッタリ!

L'Arc~en~Ciel【風にきえないで】歌詞解説!彼女は風に消えそう?2人の関係性を独自に紐解くの画像

まさにこの「風にきえないで」をリリースした時代も全盛期だったL'Arc〜en〜Ciel。

4人それぞれの音楽的嗜好や影響が多ジャンルに渡るため、彼らの楽曲は幅広いジャンルに位置します。

これもL'Arc〜en〜Cielというバンドの持つ大きな魅力の1つですね。

また、そのルックスの良さとバントとしてのクオリティ、男性音域を超越するhydeの声も大きな特徴。

透明感ある歌声で歌う「風にきえないで」も圧巻です。

その歌唱力や美しさが伝わる動画をご紹介します。

「風にきえないで」LIVE映像

実は「風にきえないで」は、1998年のライブ以降、ただの一度もライブでは歌われていない曲なのです。

その根底にどんな理由があるのかはわかりません。諸説あるようですね。

しかし、もしかしたら仮タイトルの通り、苦い思い出の曲だからかもしれませんね。

hyde透き通るような美しい歌声にマッチしていて、個人的にはまたライブで…と思うのですが。

この映像があるだけでも有難いものだったりします(笑)

さらにこの映像を観た方の感想で多かったのが「天使」というワード。

この頃hydeはまだ20代前半~半ばくらいだったでしょうか。

メイクをしていることを除いても、可愛らしい神秘的な顔立ちは昔から。

そしてこんなにも白い衣装が似合うのかというくらいの儚さを持ち合わせています。

決して大きな体ではないのに、圧倒的な歌唱力とうまさには度肝を抜かれますね。

現在のhydeはこちら

X JapanのYOSHIKIとコラボした際の映像です。

この2人のコラボは豪華過ぎますね!

そしてhydeは現在40代(2019年時点)。

40代には全く見えない若さとイケメン具合は健在です。

若い世代からも未だに支持されるhyde。

当時から彼を真似たメイクや格好も流行りました。

若手バンドからも憧れられる存在で、最近では他アーティストとコラボする機会も多くあるようです。

何が?誰が?「風にきえないで」の歌詞を紐解く

hydeの書く世界観はなんとも独創的で、解読するのが難しいと有名です。

確かにこれまでの楽曲でも、歌詞の意味を理解しようとすると余計わからなくなったり(笑)

今回の「風にきえないで」もまた難しい歌詞だと思います。

一度聴いただけではイメージが沸かず、何度も聴いていますがそれでも…。

しかし、OTOKAKEライターとして筆者なりの解釈をしてみたいと思います!

筆者独自解釈としてお楽しみください。

目覚めない君の寝顔が綺麗すぎて

虹色に輝く 素敵な瞬間だから
風に吹かれる 君を見ていたい

もう一人の僕が ドアをノックし続けている
見つめていたいから まだ目覚められない君を

あぁ 何もかも全て置いておいで
深い眠りの向こう側へ 今のうちに

出典: 風にきえないで/作詞:hyde 作曲:tetsu

ここで浮かぶ情景は、”優しい風に吹かれて眠る大切な人”です。

その瞬間があまりにも幸せで(虹色=七色=幸せの象徴と捉えてみます)、ずっとこのままでいたい。

しかし「君」はいつまでも眠りから目覚めることができずにいるようです。

これはもしかしたら、目覚めないほどの病か、亡くなったことを主人公が受け入れられずにいる…。

という状況なのではないでしょうか。

だからこそ、このような表現になるのかもしれません。

ここにいる「僕」ではない「僕」なので、彼女の意識の中に訴えかけているイメージです。

「あぁ」から始まる文章は、”苦しまないうち眠るよりももっと深いところへおいで。”

つまり、それは「」を意味しているのではないでしょうか。

また、「おいで」という意味からは、もしかしたら主人公は彼女よりも先にその世界へ?!

この部分だけではその真意がわかりませんね。

先に進みます。

hydeが〇〇という仮説を立ててみる