NAKATAをとにかく崇めまくる歌「NKT34」
2015年。
オリエンタルラジオの中田敦彦氏が神として崇められるようになった年です。
完全無欠の“PERFECT HUMAN”、「NAKATA」。
翌年2016年、NAKATAは楽曲「NKT34」によりさらに神格化。
もう彼の勢いは止まりません。
神の座に君臨したNAKATA。
それを崇めたてまつるSHINGO(オリラジ・藤森慎吾氏)。
お笑いの域を超越する天才タッグ。
さて、神曲「NKT34」の素敵なライムとともに荒ぶる歌詞の意味を紐解いていきましょう。
冒頭、偉大な神の名をコール!
神と民衆
N,A,K,A,T,A (NAKATA) N,K,T (NAKATA)
N,A,K,A,T,A (NAKATA) N,K,T (NAKATA)
出典: NKT34/作詞:RADIO FISH 作曲:RADIO FISH
口にするのもおそれ多い神の名・「NAKATA」。
RADIO FISHのときの彼は「あっちゃん」と気軽に呼べないほど神々しい存在。
酔いしれるようにうっとりと自らの名を繰り返す神・NAKATA。
その声にはエコーがかかり、まるで天から降っているかのようです。
「我を崇めよ、讃えよ」
そんなNAKATA神の心の声がきこえてくる気がします。
(カッコ内の歌詞は民衆のコール部分です)
ラップまで神がかり的…!
神を崇めまくる!
神様 ヒーロー キング 救世主
彼讃える言葉いくつあるのか
数え出したら切りがない尊敬
我ら受け続ける彼の恩恵
五感で感じる彼の存在
追いつこうなんて考えは論外
尊大な彼は我ら凡才
にもチャンス与えてくれるぜ all right
出典: NKT34/作詞:RADIO FISH 作曲:RADIO FISH
SHAMAN (シャーマン) とは "祈る者" を意味しており、「最大の役割は歌うことではなく、御神体のありがたき御言葉を民へと繋ぐ架け橋であること」とされている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/RADIO_FISH
つまりSHINGOは巫女の託宣の役割。
あの巧みなラップで布教活動をしているというわけですね。
かっこいいライム
1~4行目の歌詞は行頭の母音がすべて「a」。
そして5~8行目はすべて「o」です。
(※8行目は「に」ではなく「も」が行頭)
そして3~4行目の行尾は「sonkei」と「onkei」。
5~8行目は「sonzai」「rongai」「bonsai」「ourai」がライムです。
耳にすると心地よい音韻となっています。
かっこいい言葉を選び抜くSHINGO。
さすが全能神のおそばに仕えるシャーマンです。
万物に慈悲をかける神・NAKATA
昔あるところにじいさんばあさん
のんびり暮らしておりました
ある日川からどんぶらこと桃流れてきて男の子がインザハウス
鬼退治行くがすでに鬼全滅お金もみんなに平等にシェア
誰のおかげか我らは知ってるもちろん中田敦彦
出典: NKT34/作詞:RADIO FISH 作曲:RADIO FISH