SPYAIR
メンバーはボーカルのIKE(イケ)、ギター・プログラミング担当のUZ(ウズ)、ベースのMOMIKEN(モミケン)、ドラムスのKENTA(ケンタ)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/SPYAIR
結成から5年後の2010年、シングル「LIAR」でメジャーデビューします。
さらに2012年6月には、シングル「0 GAME」が人気映画『アメイジング・スパイダーマン』の日本版テーマソングに抜てきされました。
2012年12月に行った初の武道館ライブではチケットが即完売し、1万人を動員するほどの人気に。さらに2014年11月には、初のベストアルバム『BEST』をリリースしています。
3rdアルバムはオリコン2位。また、韓国洋楽チャートで1位を記録するまでに。2015年9月には、台湾での野外イベント『Rock In Taichung』のトリをつとめます。
さらに、2016年には台湾にてワンマンライブ『SPYAIR LIVE in Taipei ~I'M A BELIEVER 2016』を開催し、大成功を収めました。
今や日本のロックバンドから、アジアで活躍するロックバンドに成長したSPYAIR、すでに世界を照準に動き始めていると言っても過言ではありませんね。
メンバー結成について
メンバーには共通項があります。まず、全員が愛知県の出身であること。さらにメンバー全員の実家が自営業であることです。
これほどメジャーになる前は自己紹介で、冒頭に「~の息子」と付けるのが定番となっていたくらいなのです。
もともとIKE・MOMIKEN・KENTAの3人と、UZはそれぞれ別のバンドを組んでいて、いわゆる対バン仲間だったのですが、
メンバーの脱退などがありそれぞれのバンド活動が怪しくなってきてしまったところ、今後もバンドを続けて行くにはどうしたらよいかという観点から、一緒にSPYAIRとしての活動をするようになったのです。
対バンとは?
「対バン(たいバン)」、および「対バン形式」とは、ミュージシャンやバンド(主にロックやポップ)やアイドルなどの歌手がライブを行う際に、単独名義ではなく、複数のグループと共演(競演)することを示します。「対バンする」などの形で対バン形式のライブを行うという意味の動詞として用いられることもあります。
バンド名の由来
バンド名の音「スパイエアー」は、コンピューターウイルスの「Spyware」(スパイウェア)に掛けていて、検索ソフトで検索して一発で出る形に変え決定しました。
また、つづりも響きも単純に「カッコいい」というのも決め手となったようです。
ちなみにスパイウェアとは、利用者に気づかれないよういつの間にかパソコンにインストールされ、悪影響を及ぼすソフトウエアのこと。
これによって得られたデータはマーケティング会社など個人情報をデータとして活用する会社や、スパイウェアの作成元に送られます。
・・・・・・で、実際に複数の検索エンジンで「スパイエアー」で検索してみました。そうしたら、全部のエンジンで一番にSPYAIRがヒットしました!
ネームもまた戦略なのよね。
楽曲の特徴は?
ウィキペディアによれば、オルタナティブロックにカテゴライズされているSPYAIR。
ほぼすべての楽曲をMOMIKENが作詞を担当しています。MOMIKENの歌詞はメンバーには「詩の世界観が独特」と評されているほど。
そもそもオルタナティブロックとは、商業的な音楽や流行音楽とは一線を画して、時代の流れにとらわれない普遍的なものを追い求める精神や、前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことを示します。
さらに、SPYAIRのすべての楽曲の作曲をUZが担当しており、一部楽曲では作詞も手掛けているのです。才能が豊かなのですね。

SPYAIR『LIAR』
2010年、メジャー・デビュー・シングルとなった楽曲『LIAR』は、TBS系ドラマ『ハンマーセッション!』の主題歌に抜てきされました。
この時、作曲をしたUZいわく、SPYAIRの音楽は激しさの中にもメロディがしっかり存在していることを分かってほしいと思って作ったと発言しています。
UZの熱い思いをうけとめて、さっそく楽曲を見てみましょう!