「植田真梨恵」ってどんな人?
福岡出身のシンガーソングライター
若い世代のサブカル・ロック女子を中心に絶大な人気を誇る植田真梨恵。彼女は福岡出身のシンガーソングライター。
「わたし、つくるし、それ歌う。」の信念を引っさげて、7年のインディーズ時代をファンと共に駆け抜けました。2014年には満を持してメジャーデビュー。
2018年7月には、インディーズデビュー10周年を記念してアニバーサリーライブが開催されます。
感情に訴えかける音楽
リスナーの感情に訴え、魂を揺さぶる彼女の曲は、全国ネットの音楽番組や有名企業のCMに多数使用されてきました。
とくにオルビス スキンケアのイメージソングとなった「CLEAR」や、江崎グリコのCMソングとなった「FRIDAY」は多くの人が聴いたことがある有名曲ではないでしょうか。
また彼女の出身地方である九州圏では多数テレビ番組のテーマ曲となっているので、九州地方に住んでいる方は幾度となく聴いたことがあるかもしれません。
「心と体」はどんな曲?
インディーズ時代最後の名曲
「心と体」は、植田真梨恵のインディーズ時代ラストの作品。スマホ向けゲームアプリ「SHOW BY ROCK!!」にも使用されています。
そんな「心と体」の最大の特徴はズバリ疾走感溢れるメロディと心をわしづかむ歌詞。全力で感情をぶつけた、切ないけれど前向きな恋愛ソングは若い世代だけではなく多くの人の心に響くことでしょう。
また「心と体」は曲だけではなくPVもGOOD。アーティスティックな写真が連続するビジュアルセンスに優れた内容となっています。
またPV中に出てくる写真は、写真家の山口渚と植田真梨恵自身が撮影したものだそう。芸術的な写真がメロディとマッチしてテンポ良く溢れていきます。ぜひこちらのPVもお見逃しなく。
ちなみに最後に本人が走っている映像がありますが、これは100mくらいの道を何往復もしたそう。もはやシャトルランですね。
子どもの頃はなんとかできたけれど、成人したらもう無理です。歌手ってタフさも求められるんだなあ…としみじみ感動してしまいます。
「心と体」の歌詞考察&解釈!
「心と体」の歌詞は、植田真梨恵自身の気持ちを表しているのだとか。
本人曰く、インディーズ時代は自分が抱えている思いを再現しよう、自分がいる小さな立ち位置からたくさんの人へ気持ちを発信しようという気概で歌っていたそうです。
そういったまっすぐな気持ちが「心と体」にも反映されているんですね。
君の隣にいるこのニンゲンが 君を裏切りませんように
出典: 心と体/作詞:植田真梨恵 作曲:植田真梨恵
ここで主人公の幸せを願って遠目から見守るヒロインのイメージが頭に出てきませんか?
アニメ好きの方なら伝わると思いますが、主人公とヒロインが付かず離れずで追いかけっこするアニメのオープニングイメージが頭の中に出来上がるんですよね…。
くちづけしよう 黙っていれど 愛してるよ
出典: 心と体/作詞:植田真梨恵 作曲:植田真梨恵
くちづけしよう 僕は君を 信じてる
出典: 心と体/作詞:植田真梨恵 作曲:植田真梨恵
ここは言わずもがな胸キュンポイント。曲中では同じフレーズが数回繰り返されるのですが、徐々に文末が変わっていくんですよね。
ここのフレーズもそうで、初めから終わりに向かうにつれて心の距離が近付いていっているような言葉選びが素晴らしいです。
ああ 好き 好き?、すき
出典: 心と体/作詞:植田真梨恵 作曲:植田真梨恵
ラストサビに入る前のフレーズ。植田真梨恵の紡ぐ言葉はどうしてこんなに切なくてキュンとくるのでしょうか。