鳥羽一郎【兄弟船】歌詞の意味を徹底解説!兄弟にとって船はどんな存在?海に生きる兄弟の絆を解き明かすの画像

たったひとりの おふくろさんに
楽な暮らしを させたくて

出典: 兄弟船/作詞:星野哲郎 作曲:船村徹

2人が力と心を合わせて一緒に漁に出る理由はもう1つあったようですね。

独りになってしまった母親のために2人は働き続けます。

兄と弟とが共に父親が出向いた海へ行くことで、本当の親孝行になるのでしょうね。

兄弟仲良く海に出る姿は母親も望んだことでしょう。

それを背中で受けて今日も2人は出港するのです。

母親のためなどと、あえて口にはしない様子もうかがえる歌詞に、ジンとさせられます

思わず「させたくて」と言ってしまって、照れている表情がイメージできますね。

大自然の厳しさを

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兄弟船は 真冬の海へ
雪の簾を くぐって進む
熱いこの血はヨ おやじゆずりだせ

出典: 兄弟船/作詞:星野哲郎 作曲:船村徹

最後は漁師の仕事の厳しさを詩的な言葉も交えて綴ります。

本来は陽射しをさえぎるために窓に立てかける「簾」。

夏を思わせる言葉で「雪」が降る様子を表しています。

視界をさえぎってひっきりなしに降る雪を「すだれ」と呼んだのです。

海に降る雪の脅威を詩にしたセンスが心に刺さりますね。

兄と弟はその中で闘いに挑むように漁をしています。

兄弟が操る船には父親の魂が宿っているのでしょう。

2人の心の中には降る雪も融かしてしまう赤く燃える「熱」があります。

最後に

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海の上で危険を顧みず働く人の熱い思いを歌った「兄弟船」。

歌詞からは、厳しい仕事に挑む人たちの心にある優しさも伝わってきました

後悔や後ろめたさを歌う歌詞が多い演歌ですが、「兄弟船」は最後までポジティブ。

常に危険にさらされる人たちに向けてのエールでもあり感謝でもあるのでしょう。

無事の帰港を願って「兄弟船」をBGMにして笑顔で見送りたいと思います。

演歌の王道を歌います

次も星野哲郎さん、船村徹さん「黄金コンビ」の手による演歌をご紹介します。

タイトルは「風雪ながれ旅」、歌ったのはいうまでもなく北島三郎さんですね。

演歌の歌詞には、何かに夢中になり、極めるために苦労をいとわない人物が描かれます。

この「風雪ながれ旅」もその努力の人を歌にしました。

前が見えないような雪の中で渾身を込めて弾く三味線…。

この続きは歌詞を解説した記事が教えてくれます

北島三郎さんの「風雪ながれ旅」は要チェックです。

北島三郎の名曲「風雪ながれ旅」を知っているでしょうか?実在の人物をモデルに北国の厳しい冬を一人さすらう男の姿を描いた「風雪ながれ旅」の歌詞を紹介します。現代では考えづらい世界観と、それでも変わらぬ人情の世界を味わってみましょう。

町の恋も演歌で

次にご紹介するのは、三山ひろしさんの「北のおんな町」。

こちらは演歌の中でも「ラブソング」にカテゴライズされるでしょう。

歌に出てくる人物が悩み苦労をするのは「恋」です。

演歌の中の恋愛ハッピーエンドは似合わないのでしょうか。

北の大地の地名を追えば旅気分も味わえる「北のおんな町」。

恋でできた心の傷をいやしてくれる、三山ひろしさんの張りのある声も聴こえてきます。

「北のおんな町」をぜひご覧ください。

ご当地ソングとして愛される「北のおんな町」。海をつなぐトンネルができてもこの地への憧れは変わりません。そんな魅力を持つ町を舞台にした恋模様。切ないからこそ抜け出せない思いを紐解きます。

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