好きな子に対してついからかったり意地悪をしてしまうというのはよく聞く話です。
主人公もそういう性分であるように読み取れます。
たとえちょっとした意地悪で相手に怒られても、それをきっかけに好きな人と話すことができます。
心配をかけるようなことがあっても、申し分けなく思う一方で相手が気にかけてくれるのは嬉しいものです。
好きな人が自分を気にかけてくれて、話すことができることが主人公は嬉しいのだと読み取れます。
からかいすぎて失敗?
ねえ泣いてるの? 僕にできることは?
ちょっと聞いてる? 機嫌直して
ライバルには負けないからLOVEをちょうだい!(あげる!)
出典: 大好きになればいいんじゃない?/作詞: HoneyWorks 作曲: HoneyWorks
この歌詞では逆に主人公が相手のことを心配したり、怒らせすぎてしまったことように読み取れます。
好きな人が落ち込んでいれば、何があったのかとても気になりますし力になりたいと思っているのです。
意地悪しすぎて本気で相手を怒らせ、泣かせてしまったのかもしれないようにも推察できます。
主人公としては怒らせるほどのことをするつもりはなく、相手と話せるきっかけにしていたはずです。
それが本当に相手を怒らせてしまったのでなんとか許してもらおうとしているのです。
歌詞からは他にも好きな子にアプローチをかけるライバルがいることがわかります。
そうしたライバルに負けない、ヒロインにとって仲が良くて頼れる存在になりたいのでしょう。
そして相手からも同じ気持ちを返して欲しいと願っている歌詞になっています。
誰よりも大好きなヒロインへ
まっすぐな気持ち
誰にも渡さない 僕だけのプリンセス
大好きになればいんじゃない?
僕につられちゃって 言ってしまえばいいじゃん
愛してる
出典: 大好きになればいいんじゃない?/作詞: HoneyWorks 作曲: HoneyWorks
1番のサビの前半部分です。
歌い出しと同じようにストレートに自分の想いを表現しています。
好きな子をお姫様と表現したり、愛してるという言葉で伝えたりしています。
そうしたストレートな愛情表現をされてしまうと、ヒロインもほだされてしまいそうです。
絶対に幸せにする
手を繋いじゃって デートして
幸せにしかできない
僕につられちゃって 言ってしまえばいいじゃん
大好きなんだよ 愛してる
出典: 大好きになればいいんじゃない?/作詞: HoneyWorks 作曲: HoneyWorks
こちらはサビの後半部分です。
手を繋いだりデートをしたりしているのは主人公ではなく、ライバルの誰かのようにも読み取れます。
掛け声からはライバルに好きな人を奪われてしまうかもしれないという焦りが感じられるでしょう。
しかし主人公は好きな子を幸せにする自信があるようです。
気持ちを伝えられる側としても、まっすぐな気持ちを伝えてくれる人は誠実な印象を受けるでしょう。
ここまでストレートな気持ちを伝えられたら、つられて同じ言葉を返してしまいそうです。
少しずつ縮める距離
鈍感なヒロイン
僕と隣の席 君はいつも通り?
そう 生真面目なヒロイン
出典: 大好きになればいいんじゃない?/作詞: HoneyWorks 作曲: HoneyWorks
2番ではまた学校での出来事が綴られています。
主人公はクラス替えの際にはめでたく好きな子と同じクラスになれたようです。
しかも席は隣同士になれています。
好きな人と隣同士の席になれたら嬉しい反面、緊張して慣れるまでは普段通りに過ごすことも難しいはずです。
しかしヒロインは主人公の気持ちなど露知らず、いつもと変わらない様子で過ごしているようです。
生真面目という表現から、もしかしたら恋愛に鈍感な女の子なのかもしれないと感じさせる歌詞になっています。