大きくなる気持ち
いちばん近くにいてね
いつもどんな時も
一緒にいるより もっともっと大切にしたいから
変わらないでね たとえ離れてても
最後の最後に結ばれる日まで
出典: いちばん近くにいてね/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季
先ほどから「そばにいてほしい」と言っていました。
しかしここでは、歌詞の2行目にある言葉が追加されています。
常に一緒にいてほしい。
今までよりもレベルアップしているような印象を受けるのではないでしょうか。
しかし、一緒にいることが全てではないという矛盾の言葉が歌詞の3行目に出てきます。
離れている時間があるからこそ愛が増していく。
会いたくなったり、相手のことを考える時間が増えることで、愛情がさらに強くなるのです。
そんな時間を大事にしたいのでしょう。
歌詞の4行目では「私への愛をなくさないで」という意味が込められています。
歌詞の5行目にある結ばれる日というのはおそらく結婚のことでしょう。
結婚をすればずっと一緒にいることができます。
その日までは自分も我慢するから、あなたも私のことを想ってそばにいてほしい。
そんな気持ちが表現されているのです。
大切にしているもの
歌詞を見てきた上で、考察していきましょう。
私が大切にしたいものは、適度な距離感。
あなたと私は付き合っていますが、前の彼氏とのトラウマがとても残っているのです。
その反省をいかして、今回は少し距離感を考えて相手に接しているのでしょう。
だからこそ近くにいたいという気持ちと、束縛はしたくないという反対の気持ちがぶつかっているのです。
あなたが私のことをどう思っているのかは描かれていません。
しかし自分に自信はないが、彼を失いたくないという気持ちはしっかりと伝わってくる曲なのです。
まとめ
大黒摩季さんの「いちばん近くにいてね」の歌詞について解説しました。
嫌われたくないために自分のありのままの気持ちを出せない私。
共感してしまう方もいるのではないでしょうか。
反対の感情がぶつかり合う気持ちが歌詞やメロディによって見事に表現されている曲です。
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