「落書きペイジ」はアニメ「ブラッククローバー」OP曲
吉原達矢監督が感覚ピエロによるOP曲を希望
2019年2月4日に感覚ピエロがリリースした楽曲「落書きペイジ」。
アニメ「ブラッククローバー」のOP曲として制作され、疾走感溢れるバンドサウンドとなっています。
また、ギターソロでは歪んだ音色が複雑に絡み合ってとてもクールです。
アニメ「ブラッククローバー」の吉原達矢監督は、感覚ピエロによるOP曲制作をかねてから希望。
今回の「落書きペイジ」は監督の要望が実現した作品となります。
監督の期待に応えるべく制作された「落書きペイジ」。
実はサウンドやアプローチがカッコいいだけではありません。
アニメの世界感を体現したかのような内容でもあります。
「ブラッククローバー」はどんなアニメ?
魔法が使える世界が舞台
「ブラッククローバー」は週刊少年ジャンプ連載の漫画が原作です。
誰もが魔法を使える世界が舞台。
仕事や日常生活で魔法を使うのが当たり前で、時に戦うためにも魔法を使います。
そこで少年たちが「魔法帝」という魔導士の頂点である存在になるべく奮闘していくのです。
「熱意」「友情」「戦い」などの少年漫画ならではのアツい要素をたくさん楽しむことができるでしょう。
YouTubeの「週刊少年ジャンプ創刊50周年公式チャンネル」では過去に放送されたアニメがアップされています。
よかったらご覧になってみてください!
少年漫画の「王道」ともいえる心躍るワクワク感が素敵です。
感覚ピエロは2回目のOP曲
「落書きペイジ」はアニメ第65話からのOP曲となっています。
なお、1回目のOP曲も感覚ピエロが担当し、「ハルカミライ」という楽曲を制作。
今回の監督からのラブコールは1回目のOP曲の反響があってこそなのですね。
感覚ピエロとマッチしたアニメの作風であることがうかがえます。
「不安」と向き合う
それでは今回のメインである歌詞の意味に迫っていきましょう。
「ブラッククローバー」の登場人物の人柄に合った、強い精神力の感じられる内容となっています。
自分の目標に向かってひたすら邁進する勇ましい姿に注目です!
先が見えない「不安」と闘う
まるで嫌な夢を見ている様だな
覚めないかな 覚めないかな
不確かなものを追い求めてさ
何処へ行くの 何処へ行くの
出典: 落書きペイジ/作詞:秋月琢登 作曲:秋月琢登
何かを追い求めて奮闘する様子が描かれています。
ところが、このフレーズからは先の見えないどんよりとした暗闇が想像できるのではないでしょうか。
嫌な胸騒ぎや不安…。
行先が分からないまま漠然と前に進もうとする印象を受けるのです。
ここからは「希望を見失いかけている状態」と、「それでも前進しようとする底力」が感じられます。
主人公アスタの「諦めず困難に立ち向かう性格」を表現しているのかもしれません。
振り返ってみると…
履き潰した靴の足跡
出発点 一体どこだっけな?
出典: 落書きペイジ/作詞:秋月琢登 作曲:秋月琢登