7つの指輪の意味とは

「七輪」のタトゥーで話題にも

アリアナ・グランデ【7 rings】歌詞を和訳&解説!ブラックカードは名刺代わり!?羨ましすぎる自慢の画像

アリアナ・グランデ『7 rings』アルバム『thank u, next』に収録され楽曲です。

親日家なアリアナはタイトルを日本語訳した「七輪」をタトゥーとして彫ったことも話題になりましたね。

直訳すると「7つの指輪」という意味になりますが、この指輪はどんなものなのでしょうか?

「女性を勇気づける曲」という風にアリアナ本人が語っていた本作。

今回は歌詞を中心にご紹介していきたいと思います。

日本的な要素がたくさん登場するMVについても解説しているので、どうぞ最後までお楽しみください。

曲の元ネタがある?

映画『サウンド・オブ・ミュージック』の楽曲

実は『7 rings』には元ネタと呼ぶべき曲があるのはご存知でしょうか?

映画『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌である『My Favorite Things』。

日本語で「お気に入りのもの」というタイトルの同曲はサビが『7 rings』とそっくり!

作曲家収益の90%は『My Favorite Things』を制作したRodgers & Hammerstein(ロジャース&ハマースタイン)へ渡っています。

と言っても二人の作曲家はすでに故人なので、『7 rings』の収益を受け取っているのは権利所有者のConcord Music。

『7 Rings』の作曲者クレジットには二人の名前がきちんと記されています。

今回は元ネタである『My Favorite Things』の公式MVを掲載しましたので、是非ご覧ください。

MVをチェック

日本語が登場!

『7 rings』はそのMVも大いに話題に。

とりわけ、日本では「品川ナンバーの車」など日本的な要素が散りばめられていることで注目されました。

親日家な彼女らしい映像ですね。「七つの指輪」というサブタイトルも日本のファンは嬉しかったのではないでしょうか。

歌詞に登場する「6人の友達」も登場。

一緒にパーティーを楽しんでいる様子が描写されています。

また、アリアナファンにはお馴染みの愛犬トゥールースの姿も。

ピンク×水色のネオンスタイルがとてもかわいいMVですが、内容はシャンパンタワーを作ったりと豪遊するという気前の良いもの。

歌詞の内容に即した可愛らしくも、彼女の芯の強さを感じる映像に仕上がっています。

さて、一見ただ自分のリッチさを見せつけているだけのようにも見えますが、どんなことを歌っているのでしょうか?

次からは歌詞について解説していきたいと思います。

歌詞を解説!

ティファニーで朝食を

Yeah, breakfast at Tiffany's and bottles of bubbles
Girls with tattoos who like getting in trouble
Lashes and diamonds, ATM machines
Buy myself all of my favorite things (Yeah)

出典: 7 rings/作詞:Grande・Monét・Parx・Njomza Vitia・Kimberly Krysiuk・Brown・Michael Foster・Anderson・Richard Rodgers・Oscar Hammerstein II 作曲:Grande・Monét・Parx・Njomza Vitia・Kimberly Krysiuk・Brown・Michael Foster・Anderson・Richard Rodgers・Oscar Hammerstein II

“ティファニーで朝食を取って、シャンパンを飲む

トラブルに巻き込まれるのが好きなをタトゥーをした女の子たち

つけまつ毛とダイアモンド、ATMマシーン

自分のお気に入りの物を自分で全て買う”

 

『ティファニーで朝食を』という映画をご存知ですか?

オードリー・ヘップバーンが演じたホリーという女性は「ティファニー(ジュエリーのブランド)で朝食を食べるような生活」に憧れて複数の男性から援助を受けるという身の上でした。

実際に朝食を食べるわけではなく、それほど浮世離れしたような裕福な生活を送りたいという意味です。

この曲で表現しているのはまさにそういったリッチな生活なので、歌詞にも登場させたのでしょう。

コスメや宝石といった煌(きら)びやかなものと、金銭を引き出すためのATMが並んで登場しているのが印象的ですね。

あらゆる気に入ったものを買うことができると言いたいのだと思います。

色んな出来事を経験し、強くなった

Been through some bad shit, I should be a sad bitch
Who woulda thought it'd turn me to a savage?
Rather be tied up with cuffs and not strings
Write my own checks like I write what I sing, yeah (Yeah)

出典: 7 rings/作詞:Grande・Monét・Parx・Njomza Vitia・Kimberly Krysiuk・Brown・Michael Foster・Anderson・Richard Rodgers・Oscar Hammerstein II 作曲:Grande・Monét・Parx・Njomza Vitia・Kimberly Krysiuk・Brown・Michael Foster・Anderson・Richard Rodgers・Oscar Hammerstein II