ロックだけどシャープなサウンド
UVERworld=「自分達の世界をも超える」というグループ名。
その名の通り、勢いを感じさせてくれる曲調と強いメッセージあふれる歌詞で魅了してくれるのがUVERworld。
アルバム『THE ONE』に収録されているDon’t Think.Feelは、曲を通してドラムとギターのサウンドが力強いビートを刻んでいます。
ドラムの力強いサウンドからも感じられるロックなソウル。Don’t Think.Feelはドラム中心のそんなアップテンポな曲。
それに加え、ところどころ曲中にエレクトロニックなサウンドが入っているUVERworldらしいサウンド。
あちこちに入れられたエレクトロニックなサウンドがロックに違和感ないアレンジで気持をつかんできます。
心地よいビートに散りばめられたエレクトロニックなサウンドにより、単なるロックだけではないシャープな仕上がりになっています。
都会的な洗練されたサウンド
刻むビートで曲を楽しむだけでなく、細かいエレクトロニックな部分にも注意して聞いてみてください。
ロックなサウンドの中にも都会的サウンド感があるUVERworldの世界を感じられるはず。
Don’t Think.Feelには、ロックにありがちな土っぽい雰囲気はなく、力強いけれど未来的なポップな仕上がりになっています。
絶妙なタイミングで入れられているエレクトロニックなサウンドエフェクトは、この曲で感じられるカッコよさのひとつです。
Don’t Think.Feel”考えるな、感じろ”
一度聴いたら耳に残る歌詞
Don't Think Feel 無心 不動 且つ 唯一無二の思想
何を考えてばかり お前は誰の為に生きる?
Hustle and bustle
Don't Think Feel 無心 不動 且つ 唯一無二の思想
Blow away 掴みなフェイクじゃない
まだ見ぬ先は理性グッバイ
出典: Don't Think Feel/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
メロディはもちろんのこと、歌詞そのものにもビートを刻むような激しい勢いがあるのがDon't Think.Feelの歌詞。
多用されている漢字の言葉「無心不動」「唯一無二」などでは、漢字特有の力強いインパクトとカッコよさを感じる人も多いはず。
この曲のタイトルの意味は文字通りDon’t Think.Feel「考えるな。感じろ」。
全体を通してもそれが強いメッセージとなっていてUVERworldの世界観が広がっています。
悩みはじめると行きづまっていろいろと考えすぎてしまうことってありますよね。
考えれば考えるほど、どんどんわからなくなって、どうしようもなくなっていく。
Don’t Think.Feelは、そんなスッキリしない気持ちにも効いてくる1曲。
本質だけを追い求める
Bring everybody
Don't Think.Feel
Gimmick sound kick out
出典: Don't Think Feel/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
インパクトが強い漢字の歌詞と同じように、あちこちに散りばめられている英語の歌詞にもUVERworldらしさが感じられます。
Don’t Think.Feel「考えるな、感じろ」。
そしてGimmick sound kick outは、Gimmick「いかさま」とsound「音」をkick out「追い出す」なので、「いかさまな音を追い出せ!」という意味。
「まわりの人の余計な音を追い出せ!」という強いメッセージとして伝わってきます。
不都合な世界でリスクを恐れず生きろ
自分らしい生き方とは・・・?
今住む世界に根本で勝利も敗北もない
頭で理解しようとも闘争心と言う感情があるから
またやっかいだな・・・
リスクを恐れぬような生き方は若さ故
一過性ものと願ってたいが
永遠に そこでしか生きる意味を感じられそうにもないな
出典: Don't Think Feel/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
悩めば悩むほど周りが気になっていく。
考えるたびに理性の波に押しつぶされて、自分の気持ちも衝動も無視して考えこんでしまってすべての感情を押さえ込んでしまう。
「今住む世界に根本で勝利も敗北もない」のだからしかたがない。
そんな社会の不都合で生きる理性なんかにはさよならしろ。
「独創且つ自由」な自分らしい生き方の意味を訴えかけてくるTAKUYA∞の歌詞。
Don’t Think.Feelの強烈なメッセージは歌詞のあちこちで感じられます。
自分がいかに普段から理性にしばられてしまっているかを感じる方もいるかもしれませんね。