millennium parade【Philip】歌詞を和訳して意味を解説！ノイズの枝は何を示すのか

「Philip」は、元々常田大希さんが20歳くらいのときに着想した楽曲だといいます。

その原型となったのは、King Gnuの原型であるバンド「Srv. Vinci」の「Stem」という楽曲。

この中でも、「ノイズの枝」に悩まされる情景が表現されているのです。

「Stem」では、争いが当たり前の世界で、無限ループを繰り返すことのくだらなさを感じ取ることができます。

自分の中にある「公平さ」を求める気持ちを大切にすることで、このループを断ち切ることができるのです。

「Philip」同様、世間にはびこる差別的思想について警鐘を鳴らす「Stem」。

Stanは最愛の妻と息子に「綺麗な世界」で生きてもらうため、このループを自ら断ち切ったのです。

今回はmillennium paradeの「Philip」について、その歌詞の意味や解釈をご紹介しました。

millennium paradeは他にもさまざまな楽曲を生み出しており、中でも「lost and found」が衝撃的です。

常田大希さんが「最高傑作」とコメントした楽曲で、ファンからも絶賛され続けていますよ。

そして、映画「ヤクザと家族 The Family」の主題歌「FAMILIA」も欠かせません。

映画と楽曲が通じ合っているような感じを抱かせてくれ、映画がさらに面白くなります。

さらに、King Gnuの井口理さんがボーカルを務めたことでも有名になりました。

既に当たり前となっている差別を、たった1人で破るのは難しいことです。

しかしいつの時代であっても、深い愛は人に行動力を与えてくれるのです。

歌詞の1つ1つに深い意味を込め、耳元で響くような深みのある歌声で歌い上げた「Philip」。

millennium paradeを代表する1曲であることは間違いありません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。