チャートランキング1位!配信限定シングル
「パレード」はBUMP OF CHICKENにとって5作目となる配信限定シングルです。
2018年現在までにリリースされている配信限定シングルは全10作。
中でも今回紹介する「パレード」。
また、iTunes Storeのチャートランキングでも1位を獲得。
BUMP OF CHICKENの新たな代表曲になりました。
映画「寄生獣」をさらに盛り上げた「パレード」
映画「寄生獣」は、2014年11月に前編が公開されました。
その翌年、2015年4月に完結編が公開。
完結編でもBUMP OF CHICKENが主題歌を務めました。
ちなみに完結編の主題歌は「コロニー」。
大ベストセラー漫画の実写映画化
「寄生獣」といえば、元は岩明均が作者の大ヒット漫画。
全10巻の単行本が発売されており、1995年に完結しました。
漫画「寄生獣」の人気は凄まじく、完結から20年以上経った今でも多くの人から愛読されています。
漫画の発行部数は、実写映画が放送された2014年時点でなんと1300万部を突破。
これほど長い期間にわたって読まれ続ける漫画はそうそうないでしょう。
また、漫画「寄生獣」の人気は国内だけに留まりません。
2015年時点で中国語やイタリア語、英語などの6か国語に翻訳されています。
海外でも絶大な人気を誇る「寄生獣」は、日本漫画界の代表と呼べる作品です。
寄生獣ってどんな話?
謎の寄生生物と共生することになった、平凡な高校生・新一の数奇な運命を描く。物語の構図は人間の頭に寄生して人間を食べる「寄生生物」側、最初は捕食されるがままであったが後に反撃に転ずる「人間」側、そしてその中間者として存在する「新一とミギー」側という三者によって成立しているが、話の焦点は新一に置かれている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/寄生獣
上記が「寄生獣」概要の一部分。
初めは「パラサイト(寄生生物)」に対して「人間」がどう戦っていくのか?という内容に思うはず。
しかし、物語が進むに従って話は「パラサイト」VS「人間」という単純なものではなくなります。
人間の傲慢さや残酷さ。
地球から見たときの人間という生物。
人間とは何か?命とは何か?
そして、タイトルの「寄生獣」とは?
答えのない問いにぶつかって、いままで目を背けてきた問題に嫌でも気づかされます。
「寄生獣」は私たち人間に”生き方”を考えさせる、そんな漫画です。
誰もが一度は読むべき漫画と言っても過言ではないでしょう。
豪華キャストが集結
そんな超人気漫画「寄生獣」を実写映画化するにあたり多数の豪華キャストが集められました。
まず主演、泉新一を務めたのが実力派若手俳優の染谷将太。
映画「ヒミズ」でヴェネツィア国際映画祭の最優秀新人賞を受賞したことで有名です。
そして新一の右腕に寄生したパラサイト「ミギー」の声を務めたのが阿部サダヲ。
ドラマや映画、舞台など幅広い分野で活躍し、演技力の高さには定評があります。
他にも出演している俳優は、深津絵里、橋本愛、大森南朋など、実力派が勢ぞろい。
また、監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」や「永遠の0」を手掛けた山崎貴監督。
「寄生獣」は、こうした豪華すぎるキャストを集め、満を持して実写映画化されました。
山崎貴監督らによる壮大なPV
「パレード」のPVは、映画「寄生獣」を手掛けた山崎貴監督が中心になって制作されました。
さらに山崎監督と同じVFX制作会社所属の八木隆一監督もPV制作に参加。
そこにアートディレクターの花房真氏も加わり、まるで映画のようなPVが完成しました。
鬼気迫る演出に目が離せない
まずはこの独特の世界観に誰もが引き込まれることでしょう。
登場するのは、人間にも動物にも見えない不気味な生き物たち。
これは映画を観た人ならピンと来たかもしれません。
この不気味な生き物たちは、まるで人間の脳を乗っ取ったパラサイトのよう。
そうなるとこれは、パラサイトに支配されてしまった世界……?
崩壊していく世界の中でBUMP OF CHICKENは、ただ一心に音楽を奏でます。
パラサイトに支配された世界で、尚も音楽を続ける彼ら。
そんな風に見てみても面白いですね。