「キラーチューン/東京事変」の歌詞の本当の意味とは…？！平井堅とのコラボも話題に♪【動画あり】

なんとなく聴けばもちろんキラーチューンとはなる「キラーチューン」。しかしこの曲は、端的でいて具体的。批判的にして軽快サウンド。なんとなく聴くだけではとても理解しきれない奥の深さです。

今回は、そんな噛み切れずに永遠に味のする作品を咀嚼していくことにしましょう。

2007年のリリース以来ファンを中心に高い人気を誇り、多くの人に親しまれ続けるこの楽曲の歌詞の意味に迫ります。

「金魚の箱」や「黒猫道」、「OSCA」など、「キラーチューン」に負けないキラーチューンが盛りだくさんのアルバム「娯楽」に収録されています。

テレビ番組のようにバラエティ風の作品あり、シリアス曲ありとたっぷりの内容です。

曲調の豊富さ的にも、まさしくバラエティに富んだ作品といえるでしょう。

そんな楽曲たちの中で、一際爽やかなサウンドで鳴り響いている楽曲が「キラーチューン」。

この楽曲に東京事変が込めたかった想いを紐解いていきましょう。

か、可愛い…。

ジャジーなゴキゲンサウンドとラストの長めの演奏がグレイトです。ドラミングと跳ねるピアノサウンドが気持ちいいですね！この曲をかけながら街を闊歩すれば気分は林檎さん！？

PVでは、前髪から一束だけどこかの部分の髪の毛か切り忘れた髪が出ています。これも林檎さんなりに意味があるのでしょう。幼さを演出しているのか、もしくはきちんとまとめることが美しいということに抵抗しているのか。

そして雨をもろともせず、むしろメトロから上がってきたときに「雨だ！」とニヤリとする林檎さん。「雨は濡れるし嫌なもの」という常識をぶち破りながら闊歩しているかのようですね。そして雨もしたたるいいメンバー、と。

常識に捉われないバンドと彼女の姿勢が、この楽曲においては全面に出されていると考えて良いでしょう。

純粋にそれぞれがそれぞれの自由を謳歌しているような、爽快感のある映像に仕上がっています。

個性派揃いの東京事変にぴったりの映像です。

林檎さんが登場したときのお客さんの歓声が半端ないですね…。超大御所であることが一瞬でわかります。

こちらのコラボはアコースティックバージョンで、演奏は原曲とたがわずに東京事変。さらに純度が高まっている印象を受けます。平井さん、ちっとも汚していませんよ！

むしろ2人から醸し出される空気も相まって、原曲とは違う大人な雰囲気に仕上げられています。

この楽曲の新たな1面を引き出している演奏だといえるでしょう。

原曲のアレンジだと爽快感のある演奏となっていますが、こういったアレンジだからこそ楽曲の良さが際立ちますね。

大御所同士の共演を収めたこの映像は、奇跡といっても良いような貴重なもの。

是非ご覧になってみてくださいね。

それでは気になる「キラーチューン」の歌詞解釈をご覧いただきましょう。

文字数が少なく少々難解な表現もありますが、脳みそをやわらかくして考えていくのがこの曲の解釈のポイントかと思います。