FUNKY MONKEY BABYSの【ナツミ】ってこんな曲

ライブでも人気の1曲

FUNKY MONKEY BABYS【ナツミ】歌詞の意味を解釈!刹那に過ぎる季節とは?その理由に迫るの画像

エネルギッシュなライブパフォーマンスでファンを楽しませてくれるFUNKY MONKEY BABYS

2013年に惜しまれつつも解散となった彼らですが、未だ私たちを元気づけてくれる数々の楽曲たち。

そんな多くの楽曲の中から、今回は【ナツミ】という1曲をご紹介。

シングルカットこそされていないものの、ライブでも人気の1曲となっています。

【ナツミ】というタイトルから、女性に宛てた歌であろうことは想像できますね。

一体どんな女性で、主人公とはどんな関係なのでしょうか。

そして楽曲テーマは恋愛なのか、そうでないのか?!

【ナツミ】をまだあまり聴いた事ないという方にも楽しんでいただけるよう歌詞解説も行います。

きっとFUNKY MONKEY BABYSの新しい魅力を発見していただけると思いますよ。

最後までお楽しみください!

2009年にリリースされた3枚目のアルバム収録曲

FUNKY MONKEY BABYS【ナツミ】歌詞の意味を解釈!刹那に過ぎる季節とは?その理由に迫るの画像

本楽曲は2009年にリリースされた『ファンキーモンキーベイビー3』に収録されています。

2009年といえば、FUNKY MONKEY BABYS初めて日本武道館でライブを行った年

楽曲では【ヒーロー】や【桜】などをリリースし、飛ぶ鳥を落とす勢いで知名度も一気に上昇しました。

一気に聴いても良し、1曲ずつ噛みしめながら彼らのエネルギーを感じるも良し。

改めて聴くと彼らが恋しくなるくらい、FUNKY MONKEY BABYSが詰まったアルバムです。

【ナツミ】って誰のこと?加藤さんのコメント紹介

FUNKY MONKEY BABYS【ナツミ】歌詞の意味を解釈!刹那に過ぎる季節とは?その理由に迫るの画像

【ナツミ】と聞いたら、誰もが女性の名前を想像するかと思います。

かつて好きだった人の名前か、別れた恋人の名前か…。

このタイトルだけを見ると失恋ソングなのかなと思いませんか。

しかしそこには意外すぎるオチがありました。

なんとこの【ナツミ】には、「大した意味はない」というのです。

アルバム『ファンキーモンキーベイベー3』の発売に際し、うたまっぷインタビューで語っています。

その時の内容がこちらのサイトに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

ファンキー加藤:歌詞にも出てくる“国道129号”をずーっと南下していくと、茅ヶ崎に出るんですよ。 DJケミカル:八王子では、海といえば茅ヶ崎です(笑)。 ファンキー加藤:そうなんですよ。実は、八王子から一番近い海が、茅ヶ崎なんです。

歌詞から紐解く主人公の想い

それではここからはこの【ナツミ】に込められた青春の夏を考察してみましょう。

一体主人公が出会った夏はどんな日々だったのでしょうか。

7月23日からついた【ナツミ】が歌詞の中ではどんな女性となって表現されているのでしょう。

非常に気になりますね。早速参ります!

夏が巡り合わせた2人

刹那的な恋のはじまり

夏が巡り合わせた 戯れに舞う My darlin' でも
恋の季節は刹那にすぎるから怖い
陽炎にまぎれて いたずらに笑う My darlin' Oh Oh
南風 踊らされただけなのか 悲しいね 愛しすぎて 悲しいね

出典: ナツミ/作詞:FUNKY MONKEY BABYS 作曲:FUNKY MONKEY BABYS

冒頭の歌詞では、主人公とこの歌詞に出てくる愛しい人の出会いを描いています。

夏に出会った2人は、まさに“ひと夏の恋”を一緒に過ごしたのです。

刹那的な恋にふさわしいように、夏の暑さが2人の距離を近づけたことでしょう。

街にいても海にいても、陽炎が出現する程の暑さの中、2人はひと夏の思い出を沢山作りました。

2行目で「怖い」と綴っている主人公は、この恋が夏の間だけのものと知っていたのかもしれません。

さらに4行目から分かるのは、今となっては幻だったかのような恋。

魔法が解けたかのように、あっけなく終わりを迎えてしまったのでしょうか。

「悲しい」と嘆く言葉からは、いつのまにか本気になってしまっていた主人公の気持ちが汲み取れます。

ひと夏の恋と思って始まった2人の関係でしたが、主人公は本気になってしまったのではないでしょうか。

まだストーリーは始まったばかり。

しかしここの歌詞から読み取れるのは、終わってしまった恋を諦められない主人公の気持ちです。

国道129号線で茅ケ崎へ