あいみょん「今夜このまま」の歌詞が気になる!
今回の「今夜このまま」では、どのような世界が展開されるのでしょうか?
10月24日に先行配信されましたが、11月14日にシングル発売前に今作の歌詞を独自解釈してみます。
そして陰と陽が印象的な、MVにも注目です。
とても心に残る映像で、皆さんにもおすすめできます。
皆さんも存分に、あいみょん「今夜このまま」の世界を楽しみましょう。
どうぞ、最後までお付き合いください。
陰と陽が印象的なあいみょん「今夜このまま」のMV
古びた船上で歌うあいみょんの姿と、背景に映る都心の風景が絶妙にマッチするMVです。
街には手が届きそうな場所にいるのに、小さな船上から抜け出せない葛藤を感じ取れます。
そして、暗がりの中、彼女の表情を照らす光は、葛藤から抜け出すための一筋の光ではないでしょうか。
シンプルな構成ですが、「今夜このまま」の世界を表現するのに最適な演出と考えられます。
それでは早速、気になる今作の歌詞をひも解いてみます。
あいみょん「今夜このまま」の歌詞をひも解く
あいみょんの「今夜このまま」では、気持ちと行動との間で揺れ動く葛藤が描かれています。
心がボロボロになるまで、悩み抜く末に見られる景色は、いったいどんな世界なのでしょう。
そんな彼女の等身大の表現が、多くの人に共感を覚えさせます。
独特の表現がちりばめられる歌詞ですが、人の本質とはこのようなものだと感じるのです。
とても興味深い「今夜このまま」の歌詞を、どうぞお楽しみください。
揺れ動く気持ち
苦いようで甘いようなこの泡に
くぐらせる想いが弾ける
体は言う事を聞かない
「いかないで」って
走ってゆければいいのに
出典: 今夜このまま/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
人を愛するというのは、時に苦く、時に甘く心を包みます。
その感情を泡と表現していて、そこに飛び込むと一瞬にしてはじけて広がるのです。
愛して止まないその心であるにもかかわらず、言葉として表す勇気を持てません。
ただ彼が向かう背中を、黙って見つめることしか出来ないのです。
なりふり構わず、素直に「待って!」と叫んで抱きしめられたのなら、どんなに楽なことでしょう。
しかし、素直にそれが出来ないのが、人を愛することの魅力でもあります。
どうすれば良い?
広いようで狭いようなこの場所は
言いたい事も喉に詰まる
体が帰りたいと嘆く
「いかないで」って
叫んでくれる人がいればなぁ
出典: 今夜このまま/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
彼女の心の部屋には、複数の住人が暮らしているようです。
その部屋は時には大きくなり、時には息が詰まるほどの窮屈なサイズに変化します。
素直な感情を出せる住人が1人くらいいても良いのでしょうが、全く立ち上がる気配がありません。
それもそのはず、彼女の心の部屋は、息も出来ないほどの窮屈なサイズになっているのです。
私の気持ち
抜け出せない
抜けきれない
よくある話じゃ終われない
簡単に冷める気もないから
とりあえずアレ下さい
出典: 今夜このまま/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
彼女の心の壁は突き破れそうで、突き破れない奇妙な弾力を持ち合わせます。
しかし、人の心はこのようなものだと感じてなりません。
他から見れば「たったこれだけのことで…」といわれることでも、本人はとても難しいのです。
特に愛に関することでは、人はとても臆病になります。
そんな心を溶かす特効薬は、愛する人とのある行為です。