少女時代【Let It Rain】歌詞の意味を解釈！洗い流したのは何？止まらないのは雨だけじゃない…

1行目と2行目のフレーズから主人公の本音が垣間見えました。

修復できない関係になってしまったことを嘆いているのです。

なんとか元に戻れないかと頑張ってみても、彼の心は変わらなかったのでしょうか。

4行目では確信的な言葉が綴られていますね。

2人の関係はもう戻ることができないところまできてしまったのです。

そして2人の関係と一緒にこの苦しみも洗い流したい。

そんな気持ちが伝わってくるようです。

「雨を降らせて」と天に祈るのは何をしても止まない雨に行き場のない想いをぶつけているようでもあります。

“何をしても止んでくれないなら、いっそのことすべて洗い流して”

そんな苛立ちや悲しみが伝わってくるようです。

場面は変わって少し過去へ巻き戻し。

こうなってしまったことはもう変えられないけれど、主人公は過去に想いを巡らせます。

そして“あの時ああしていれば…”という後悔を感じているのです。

誰でも嫌なことに向き合うのは、避けてしまいがち。

でも避け続けていると後に大きな代償を払うことになるというのも、分かり切っています。

分かっていただけに、彼女は自分に絶望し「終わりだ」といっているのです。

雨にさえバカにされているように感じ、冷たい雨が強く彼女を叩きつけます。

なんとも切なく、悲しい歌詞。

歩み寄るチャンスや話し合う機会をみすみすと逃し、背を向けた結果がこれです。

自分でどうにかできたかもしれないことだからこそ余計に彼女は苦しんでいるのでしょう。

そんな彼女の心の痛みが低音のスローテンポで見事に表現されているようです。

この前後には前述している歌詞が繰り返されるので割愛しますが、歌詞も終盤です。

最後には、“それでも前に進まなきゃ…”という気持ちが綴られています。

大切な人との別れを乗り越えてきっと前に進めるはず、と自分に言い聞かせているようでもありますね。

冷たく降っている雨は主人公の気持ちや涙を表現しているのではないでしょうか。

そして雨が止んだら（泣くのをやめたら）、彼はもういない。

それでもその事実を受け入れなければと思っているのです。

最後の「太陽はきっと輝くから…」という表現も、そうであってほしいという願いが込められているようです。

いかがでしたでしょうか。

今回は少女時代の【Let It Rain】の歌詞を解釈してきました。

今まさに別れを迎えようとしている男女の関係が切なく伝わってくる歌詞でした。

もしかしたらここまでの事にならないで済んだかもしれない状況を、見て見ぬふりをしてきた主人公。

こうなったのは自業自得だと後悔しながらも、強くあろうとする姿が感じられました。

気丈に振る舞って表向きは笑顔で別れることができたのかもしれません。

でも心は土砂降りで、きっと簡単には立ち直れないでしょう。

そんな辛い恋愛の終わりが綴られた【Let It Rain】。

雨が洗い流すのは、2人の関係と共に、悲しすぎる主人公の気持ちそのものだったと解釈できました。

みなさんは他にどんな解釈ができたでしょうか。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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