「その愛に触れ寂しさが溢れても」は、愛とめぐり合うことができてもなお人生は寂しさに満ちているということではないでしょうか。

「Not satisfied」で満足しないです。

傷だらけになって頑張っても、まだまだ満足できないということです。

満足するとそこで終わってしまいます。

もちろん納得のいく答えやゴールを到達して満足するのは良いこと。

でも一つのゴールにたどり着いたら、すぐに次のゴールが待っているのです。

もがき苦しんだ先にあるものは?

Yes Screaming again(Yeah‼︎)Screaming again(Hey‼︎)
Breaking up Breaking up
This dirty world(Huu‼︎)

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI

和訳

「そうだ、もう一度叫べ」

「終わらせろ」

「この汚れた世界を」

現状を変える為に一人で何かを成し遂げるのは難しいことです。

一人でもできることは、何かに声をあげることです。

世界が汚れてしまったことに、人々が気が付かないことには綺麗な世界を作ることは難しいでしょう。

甘えた面がBLACK OUT
独断偏見 DARK SOUL
全てを搔き消す爆音
勝手にしやがれ ROCK'N ROLL
叶わない事ばかり 続く この道
あの頃の様に 今も 踏み出せたら

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI

思い返すと日常は嫌な事ばかりですね。

「ロットン」もミュージシャンとしては成功していますが、これまでの道のりは険しいものでした。

そんな辛さを全て掻き消してくれるのはいつも「爆音」。

私の人生もそうでした。

あの頃の様にとはいかなくなったのは、やはり歳をとったからですね。

でも踏み出そうという意思があればきっと踏み出せます。

リズムが気持ちいい後半のパートです。

きっと、散々雨に打たれた
僕はまるでピエロさ Blue & Down
その愛に触れても 心が苦しくて
ドンドン弾けろ Passion star
今から 取り戻しにゆくのさ
まだ誰も見ぬ 奇跡信じて

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI

孤独でも、ピエロでも構わない。

ドンドン前に進む為には、犠牲が付き物です。

嘘と矛盾と罪と罰の雨
息も詰まりそうになるぜ Bad boys
まだここで終わってたまるか

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI

前項でどんな雨に打たれたのかというと、「嘘と矛盾と罪と罰」。

非難や誤解にさらされて、疑心暗鬼になってしまったのでしょう。

このような困難は誰しもが経験しそうです。

またそこで終わってしまったら、嘘に負けてしまったということですから絶対に終わってはいけませんね。

夢を追うのに疲れたぐらいで(High side!!)
立ち止まるつもりなんてないぜ
アレもコレもその手で掴むのさ

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI

「High side」は聞きなれない方も多いと思いますので解説します。

バイクや自転車などの二輪の乗り物で多く見られる現象です。

車体を傾けながらコーナーをまわっている途中にタイヤが横滑りすることがあります。

それだけでも状況によってはかなり危険です。

この滑っているタイヤいきなり滑るのをやめるとどうなるでしょうか?

バコッと傾いてる車体が起き上がります(なんだったら反対側に倒れます)。

この起き上がる現象をHigh sideと呼びます。

バイクレースで曲がっている途中にバイクが傾いていたのとは反対側に倒れてしまい、そのままバイクが横向き転がっていくのをドッキリ映像などで見たことがあるかと思います。

そのきっかけの現象のことですね。

横道にだいぶそれました。

歌詞の中では「夢を追うのに〜」に続いて出てくるとから、「すっ転んだ」的な意味合いでしょう。

何度転んでも全然懲りないで走り続けています。

思わずシャウトしたくなる!

Make some noise! Yeah!!
Make up Bland new world!
Fight for yourself! Understand!?

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI

和訳

「騒ぎを起こせ!」

「新しい世界を作れ!」

「オマエ自身の為に戦え!」

「わかったか?」

ここで面白いのは、「Noise」はバンドサウンドにとって大変重要です。

ですから「(いくらかの)ノイズを作り出せ!」とかかっているのかもしれないですね。

また、ロック音楽自体を指して「ノイズ」とする場合もあります。

人間楽園
叶わない届かない 儚き世界
もう一度 心のまま 叫びゆくのさ

出典: So…Start/作詞:KAZUOKMI N∀OKI NOBUYA 作曲:KAZUOMI