赤い花畑に間違いで咲く
美しい一輪の青い花
ここにも1人やかましい薔薇
壊れられると思うなよ
出典: Blue Flower/作詞:Fukase 作曲:Fukase
抹殺してしまいたいのはひとりだけではないのかもしれません。
その時の僕はそのへんの雑魚(赤い花)とは違う特別な存在です。
時代や状況が変われば異端(少数派)はいつも主流になれる要素を含んでいます。
僕はそんなことは最初から知っています。
「油断するなよ」。
「お前らの都合のいいようにはさせない」。
僕は言い寄ってくる奴だって容赦しないようです。
ショーも終盤
愛なんて何処にもない
あー、ガタガタギャアギャアうるさい
めんどくさいからこの際もういっそ
どいつもこいつも理由を尋ねる
答えられんの 喰うヤる寝る
共喰いしたりなぶり殺して遊ぶ哺乳類
出典: Blue Flower/作詞:Fukase 作曲:Fukase
どんな綺麗な花だろうと僕の自由を奪う奴なんて「ひとまとめにして片づけるぞ」。
ということでしょうか。
やっぱり物騒です。
僕には愛なんて言葉は通用しません。
ここでまた僕のブラックな姿が出てきます。
忘れてはいけません。
僕がどんな人間であるのかということを。
騙されたお前が悪い
まあようするに
最初にお前が見誤るから
僕を羊だと間違えるから
僕は弱くて卑怯だから
出典: Blue Flower/作詞:Fukase 作曲:Fukase
人を見かけだけで判断するなということですね。
人には裏と表があるということでしょうか。
それとも僕の本質的な苦悩をわかってくれていないとも取れます。
この本質的な苦悩というのが自分を突然変異種に例えた所と重なりますね。
どっちにしても悪いのは僕の方じゃないという言い逃れでしょうか。
青と赤の闘い
お前はそこで吊るされてるんだ
お前の居る場所を探してみたけど
結局はただの肉の塊
出典: Blue Flower/作詞:Fukase 作曲:Fukase
そしてここからまた先ほどの現場に戻ります。
怖さもMAXです。
作業は既に終わっているようですね。
スリラーというより既にホラーです。
そこには人間としての役目を終えた彼女の姿があります。
もうこんな姿になってしまったら何処にいても同じだから。
これは僕が言いたかった重要な台詞ではないでしょうか。
そして青い花と赤い花が闘いを続ければ必ずどちらかの居場所がなくなる。
これも大切なメッセージです。
すべてはもう遅い?
どちらかというと僕は被害者
産まれ変わったら愛されたいな
出典: Blue Flower/作詞:Fukase 作曲:Fukase
現場は多分もう静かです。
僕が思い望んでいたとおりの現実。
誰にもじゃまされることのない自由な世界になったのでしょうか。
気になりますね。
僕の復讐はやり遂げられたかもしれませんがやっぱり切ないです。
僕が僕でなくなることはありませんから。
この先も青い花(マイノリティ)として生きて行くことに変わりはありません。