嵐のシングル「明日の記憶」がドラマに？歌詞の意味を知りたい♪

嵐の「明日の記憶」は、両A面シングル「明日の記憶/Crazy Moon〜キミ・ハ・ムテキ〜」に収録されている、2009年5月27日発売の26枚目のシングルです。

オリコンチャート週間ランキング1位、同チャート2009年度上半期・年間ランキング2位を達成しました。

「明日の記憶」が発売された2009年は、記念すべき嵐のデビュー10周年でした。

そのメモリアルアルバムとして発売されたのが、嵐の発売したシングルA面31曲を網羅した『All the BEST! 1999-2009』という2枚組ベストアルバムです。

そのラストから3番目、Disc.2の15曲目に「明日の記憶」は収録されています。

それはまるで、来る11周年目へ向けたリスナーへのメッセージのようです。

「明日の記憶」は、2009年4月期の日本テレビ系土10ドラマ『ザ・クイズショウ』の主題歌でした。

櫻井が演じた主人公・神山悟は、人気クイズ番組「ザ・クイズショウ」の名物司会者「MC-KAMIYAMA」として、軽快な毒舌で解答者を惑わせるMCトークを披露します。

単なるクイズの4択が、解答者の隠してきた秘密と直結するあまりパニックになる解答者本人をあざ笑う神山は、実は自分の過去の記憶を全て失っていたのです。

完膚なきまでに解答者を追い詰める、残酷すぎるクイズショウのテーマソングが、なぜこんなにも柔らかな曲調と思いやりに溢れた歌詞なのか疑問に抱いていた視聴者は、『ザ・クイズショウ』の最終回でこの歌詞に隠された願いを知ることになります。

機会があれば、ぜひ『ザ・クイズショウ』をチェックしてください。

A post shared by まじん@SMT (@mazinsatsuki) on Feb 28, 2017 at 4:30pm PST

「その答えは、あなたがいちばんよく知っている。」

『ザ・クイズショウ』のキャッチコピーは、この歌詞とリンクしているようです。

それでは「明日の記憶」の世界を、ドラマ寄りに解釈してみましょう。

あの日、夕焼けを一緒に見ていた君は、神山？本間？それとも･･･？

自分の心を守るために作られたのかもしれない偽りの記憶の中で、ゆらゆらとその不確かな記憶が揺れています。

記憶に残っている景色とそっくり同じ景色は、二度と見ることはできません。

同じように、その時感じた感情も。

だから、記憶はやがて夢のように自分の理想に脚色されてしまい、心地よさしかないその記憶を何度も振り返ってしまうのかもしれません。