――――お別れです。

忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ
鏡越しに涙した君は誰だっけ ボクは誰?

空になった心なら捨てたんだ 優しくしないでよ
この小さな覆面も 塗り固めた強がりも 剥がれ落ちて泣いてしまう

暗がりの向こうに潜む忍者になって
あの日の夢まで 切り捨ての免罪符

出典: 忍びのすゝめ/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ

自分の立場を考えると、一緒になっても彼女を悲しませてしまうかもしれない。

そう考えたのか、「ボク」は彼女の元を去ってしまいます。

再び忍びの道を突き進みますが、自分というものに疑問を抱く状態に。

「君」と出会ったことで、主人公は自分が偽りの状態で生きてきたことを自覚してしまいます。

一度それを知ってしまったことで、主人公が進む道はますます険しいものとなることでしょう。

最後に

叶わない恋を振り切って忍びの道を進む主人公の曲

まふまふ【忍びのすゝめ】歌詞を徹底考察!忍者の道はとにかくストイック!?垣間見える人間味が切ない…の画像

『忍びのすゝめ』はタイトルとは裏腹に、「決して人にはすすめられない」厳しい忍びの道を歌った曲でした。

叶わない恋をきっぱり断ち切ろうとする「ボク」の姿に、つい切なくなってしまいますね。

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