「ゲゲゲの鬼太郎」は現代社会で活躍する妖怪たちです。
そこから現代社会に問いかける歌詞ができたのは納得できます。
現代社会でも科学では解明できない現象は頻発するもの。
精神性の深い事柄に歌詞が触れているのもよく分かります。
目に見えているものがすべてではありません。
風は目に見えませんが、木の葉が揺れているのを見るとその存在が分かります。
人の気持ちも目に見えません。
けれど自分の喜怒哀楽を客観的に観察してみましょう。
周囲の人たちも同じように様々なことに想いを巡らせていることが分かります。
そういった面においても私たちの生活の中でさりげなく大切なことを訴えかける一曲。
重要なメッセージを伝えている一曲だと考えられます。
「A.M.D.K.J.」のMVから読み解く歌詞の意味
「A.M.D.K.J.」MVは、どんな感じ？
MVは曲の先行配信とともに2020年1月8日に公開されました。
映像はとてもカッコよく印象的。
怪しげな光が飛び交い、聴いているこちら側も踊りだしたくなるものに仕上がっています。
光と影もこのMVは含んでおり、非常に感化される雰囲気があります。
音楽の構成やメリハリもバッチリです。
「A.M.D.K.J.」のMVと歌詞を照らし合わせてみると？
途中「A.M.D.K.J.」のタイトルが映像に出てきた時に注目です。
ピリオドの部分が縦線になっています。
これはあみだくじの棒を表したもの。
どれかを選ぶように催促されているようにも感じます。
歌詞が歌声になって流れるMVからは、段々と深い精神性が獲得されるようにさえ感じます。
4人が向かい合って円を作っていますが、この円の中に引力が働いているようにも感じます。
SCANDALの最新アルバム「Kiss from the darkness」から歌詞の意味に迫ってみる
アルバムはアーティストにとってのメッセージの集大成。
そんなアルバムの中での「A.M.D.K.J.」は、どのような一曲となっているのでしょうか。
多面的にとらえたい魅力を持つ「A.M.D.K.J.」。
SCANDALの最新アルバム『Kiss from the darkness』とは？
『Kiss from the darkness』についてチェックしておきましょう。
リリース元はビクターエンターテインメント内のプライベートレーベル「her」。
2020年2月12日に発売されました。
ジャケット写真は頭に心臓のポンプを抱えた少年のような人物が印象的。
三輪車にまたがり、皿の上に乗っているジャケット写真です。
「A.M.D.K.J.」の位置取り、歌詞の意味についての考察
全体的に個性が強いこのアルバム。
それでいてバランスを欠かずに配合されています。
メリハリが強く構成力もあり、それでいて自然です。
「マスターピース」、「Fuzzy」、「最終兵器、君」と出だしでシングル曲が連発。
一気に圧倒されます。
「まばたき」は最後辺りに出てくる一曲。
その後に「A.M.D.K.J」が登場します。
アルバムの結末に向かい、疾走的でメッセージ性の高いものを持ってくる。
そんな作りからは余韻さえ感じられます。
「A.M.D.K.J」が単体でメッセージを叫んでいるだけではありません。
アルバムの中に組み込まれ、いっそう光を放っています。
生きているアルバムの中の生きている細胞。
そう感じられるほどの生命感あふれる曲になっています。
「A.M.D.K.J.」の真実の本質に迫る！
さて、いよいよ『A.M.D.K.J.』の本題部分に迫ります。
結論をいえば、この歌詞の部分に集約されています。
