榊原郁恵【夏のお嬢さん】
第1回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリに
現在も、タレントとして活躍する榊原郁恵。
彼女は、石原さとみを輩出したホリプロスカウトキャラバンの、記念すべき第1回目のグランプリです。
その後1977年に【私の先生】で歌手デビュー。
素朴ながらも愛らしいルックスで、すぐに人気のアイドルとなりました。
そんな彼女の7枚目のシングル【夏のお嬢さん】は誰もが一度は耳にしたことがある有名な楽曲。
夏らしい爽やかな楽曲で、榊原郁恵自体にも、サッパリとした好感の持てるイメージがついたのです。
また楽曲はダジャレを使用しているなど、コミカルな要素も。
タレントとして活躍している時の彼女もとても面白いので、まさしくピッタリな楽曲なのです。
様々なアーティストにカバーされた名曲
歌いやすく、口ずさむだけで楽しい気分になれる【夏のお嬢さん】。
そのためか多くのアーティストにカバーされてきました。
また、2014年にリリースされたアイドリング!!!のアルバム【GOLD EXPERIENCE】にも、この楽曲のカバーが収録されています。
残念ながら動画は見つかりませんでしたが、桑田佳祐のライブDVDやアイドリング!!!の上記のCDを入手したら聴いてみてください。
こんなにも長年歌い継がれているのは、榊原郁恵と歌詞やメロディー全てが魅力的だからでしょう。
作曲家とは仲が悪かった?
榊原郁恵「夏のお嬢さん」の作曲家との因縁を告白「怖い印象しかない」 : スポーツ報知
タレントの榊原郁恵(59)が21日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演し、代表曲「夏のお嬢さん」の作曲家・佐々木勉さんとの因縁があったことを明かした。
【夏のお嬢さん】の作曲を担当しているのは、佐々木勉。
彼はヒロシ&キーボー【3年目の浮気】などを手がけてきた天才作曲家です。
榊原郁恵は2018年に出演したTBSの番組で、そんな佐々木勉が怖かったと告白。
とても厳しい人で何度も彼女を叱り、収録をやり直したそうです。
しかし、上記インタビューにも記載されているように、それは彼女の活動を応援していたからこその対応でした。
彼自身は【夏のお嬢さん】をリリースした7年後に急死。
そのため2人が心から打ち解けることはありませんでしたが、きっと彼は今も活躍している榊原郁恵を見守っているはずです。
そんな温かいエピソードを知っていると、よりこの楽曲を好きになりそうです。
主人公は男の子!
それでは【夏のお嬢さん】の歌詞をみていきましょう!
主人公の男の子は、まだ大人ではなく年上の女性に憧れる青年です。
まさに年下の男の子!といった感じで、可愛くてコミカル。
必死に女性の気を引こうとしている姿が想像でき、ほっこりしてしまいます。
歌詞の中で登場するダジャレにも注目です。
男の子の一目惚れ
まずは、1番の歌詞から考察します。
この楽曲では、男の子のひと夏の恋を表現。
どんなきっかけで男の子の恋は始まったのでしょうか?
ビキニが似合う年上の女性
チュウ チュウ チュチュ
夏のお嬢さん
ビキニがとっても似合うよ
しげき的さ クラクラしちゃう
出典: 夏のお嬢さん/作詞:笠間ジュン 作曲:佐々木勉
この楽曲の歌詞は、男の子が一目惚れを経験するところから始まります。
男の子はお友達と海に遊びにきたのでしょう。
そんな海で、運命の出会いをしてしまいます。
恋のお相手は男の子よりも少し年上で、ビキニなんて大人な水着を身につけた女性。
ちょっぴりウブな男の子にとっては、刺激的で直視できない程にセクシーです。
浜辺にいると女性はより輝いて見えるので、男の子が一目惚れしてしまうのも無理はありません。
男の子の恋が始まったのです。