片平里菜と亀田誠治の出会いとは
片平里菜さんは、1992年5月12日生まれ、福島県福島市出身のシンガーソングライターです。
2013年にメジャーデビューし、早くもデビュー曲「始まりに」がランキング2位を記録しました!
2013年
1月16日、前回の無料配信で好評を得てTwitterやブログなどを通じてリクエストが殺到していた「始まりに」が、iTunes、レコチョク着うたフルなどで配信を開始。14日から先行配信されたレコチョクの着うたが、同日付のデイリーチャートで新人としては異例の初登場2位を記録した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/片平里菜
亀田誠治とは?
これまでに、椎名林檎(編曲)、平井堅・スピッツ・GLAY・Do As Infinity・いきものがかり(編曲・プロデュース)、JUJU(作詞・編曲・プロデュース)、大原櫻子(作詞・作曲・編曲・プロデュース)など、数多くのアーティストやアイドル、女優などのプロデュースやアレンジなどを手がける。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/亀田誠治
また、2004年から2012年までは、東京事変のメンバーとしても活動していました。
そんな亀田誠治さんが片平里菜さんに出会ったのは、片平さんの故郷・福島で2013年9月に行われたライブ「LIVE福島 CARAVAN日本 2013 FINAL 風とロック芋煮会2013」です。
一般の観客と同じ立場でライブを鑑賞していた亀田誠治さんは、ギターの弾き語りをする片平里菜さんに才能を感じました。
それは、歌が上手いことに加えて、「自分の声の使い方を知っている」ということです。
たとえば、音感が良い一般人ならば、練習すればカラオケで高得点を取ることができますよね?
しかしそれは、「他人の曲を上手く歌う」ことにしかなりません。
他者の真似ではなく、自分にしか作れない曲を自分の声で歌う…それが、片平里菜さんの能力です。
「Oh JANE」は片平里菜さんが作詞・作曲し、亀田誠治さんがアレンジした楽曲ですが、曲作りは対等な立場で行われました。
若手アーティストながら、確固たる音楽性を持っていることが評価されたんですね。
「Oh JANE」音源をチェック
ではここで、片平里菜さんの「Oh JANE」の音源をチェックしてみましょう。公式MVをご覧ください。
素朴なサウンドが歌唱力を引き立てる!
先ほどリンクを掲載したインタビュー記事では、片平里菜さんが亀田誠治さんに「ストリングスは使わないでほしい」と述べたことが明かされました。
そのため、「Oh JANE」は飾り気がない、素朴なサウンドに仕上がっているのですね。言わば、オーガニックなサウンドです。
ストリングスを使うとどうなるでしょうか?洋楽ですが、Pet Shop Boysの「New York City Boy」を想像してください。
ベースとドラムスにストリングスが加わるだけで、どこか遠い世界へ誘ってくれるような、壮大感を演出することができます。
そのため、世界を舞台にする壮大な楽曲にはストリングスが欠かせませんが、日常生活や素直な気持ちを描く曲では、かえって不自然になります。
だからこそ、片平里菜さんのハスキーボイスが活きる「Oh JANE」には、ストリングスがない素朴な曲調が合うんですね。