鳴り響く電話の音

4...3...2...1 Show me the future
Just keep on ringing, ringing now
Just keep on ringing, ringing now
Just keep on ringing, ringing now
Show me the future

出典: Telephone/作詞:ONIGASHIMA 作曲:Justin Trugman, Jason Parris, Drew Ryan Scott

まずは英語部分を和訳してみましょう。

未来を見せて

いま鳴り続ける、鳴り続けている

Just keep on ringing, ringing now
Just keep on ringing, ringing now
Just keep on ringing, ringing now
Yo...Come on...Let’s do it

出典: Telephone/作詞:ONIGASHIMA 作曲:Justin Trugman, Jason Parris, Drew Ryan Scott

 続けて4行目の英語部分も和訳します。

さあ…おいで…やってやろうぜ

冒頭の数字はカウントダウンでしょうか。

その後に続く歌詞から想像すると、辿り着きたい未来とある瞬間にむけたカウントだと考えられます。

そしてこの部分で何度も繰り返されている歌詞

ここで鳴っているのは、タイトルからも想像できるように「電話」でしょう。

このストーリーにおいて電話は非常に重要な意味を持っているのです。

「君」はどんな人?

繋がれるのは電話だけ

Okay, (You say) 君が Finest
Okay, (I say) Give me the juice
Okay, (You think) すぐに Feel this
どこにいたって 繋がるよ Like this

出典: Telephone/作詞:ONIGASHIMA 作曲:Justin Trugman, Jason Parris, Drew Ryan Scott

まずは英単語部分だけを拾って和訳していきましょう。

OK(君が言う) 最高級

OK(僕が言う) ジュースをちょうだい

OK(君が考える) これを感じて

こんな風に

この部分から想像されるのは、主人公の様子と主人公が置かれている状況。

おそらくこの楽曲の主人公は男性。そして歌詞中に示されている「」は女性でしょう。

主人公の僕は、君のことをとても大切に想っているようです。

歌詞2行目にある「ジュース」というのも、僕の想い甘い恋心なのだと連想させる単語ですね。

それは甘酸っぱくサッパリした恋心…よりも甘くドロドロとした深い愛情に近いと考えられます。

清涼飲料水というよりも、果汁100%のジュースです。

それを相手に求めているということは、自分の深い愛に応えてほしいというアピールだと考えられますね。

そして続く4行目で、「繋がる」といっています。

これはもちろんタイトル通り、電話で繋がることができるという現在の状況を意味しているのでしょう。

でも多くの人は、きっと愛している相手と直接触れ合いたいと考えるのではないでしょうか。

電話なんかより、直接顔を合わせる方がいいに決まっているのです。

しかし、主人公はそうしていません。

そこには一体どのような理由が隠されているのでしょうか。

歌詞を読み進めていきましょう。

「君」がツレない理由

You wanna stay? You wanna stay?
Let’s get away, Let’s get away
連れ去っていこうCuz I need ya
君を離しはしない When I see ya

出典: Telephone/作詞:ONIGASHIMA 作曲:Justin Trugman, Jason Parris, Drew Ryan Scott

同じく英語部分だけ和訳してみました。

ここにいたい?ここにいたい?

逃げよう、逃げよう

だって君が必要だからさ

君を見かけたら

1行目の願いとはお相手の女性が抱いているものでしょう。

しかしその気持ちに反して、主人公は君のことをどこかへ連れていきたいと願っているのです。

この光景から想像できるのは…?そう、駆け落ちでしょう。

相手の女性には好きな人がいるのかもしれません。

はたまたそれ以外に、主人公を好きになれない理由があるのかもしれませんね。

それはもちろん彼のことを「嫌い」ということではなく、何かしらの制約が働いていると捉える方が自然でしょう。

少なからず女性は、主人公のことが気にかかっているのです。でも踏み切れない…。

そんな煮え切らない態度の彼女に対し、主人公は強行手段に出ようとしています。

乱暴にも見えてしまいますが、それほどまでに彼女に対する愛が深いということでしょう。

必死に誘う「僕」

声を聞くだけでメロメロ…

受話器越しの声 Make me go crazy
お望みのまま Can be together, Can be together
はぐらかさないで Be my baby
もうありのままで Making love

出典: Telephone/作詞:ONIGASHIMA 作曲:Justin Trugman, Jason Parris, Drew Ryan Scott

英語部分の和訳は以下の通りです。

僕をとてつもなく狂わせる

一緒にやろう、一緒にやろうよ

お願いだから

恋をしようよ

これまでは「愛」「恋」という言葉を一切使わなかった主人公も、初めて直接的な表現で伝えたようです。

主人公はお相手の女性にゾッコンのようですね。

声を聴いただけでトロトロに溶けそうになっています。

またこれまでの猛烈アタックの成果なのか、女性側の心も動き始めている様子がわかります。

3行目で「はぐらかす」という部分がありますね。

この表現からもわかる通り、女性はまだ主人公からのアプローチに対して返事をしていません。

しかし前半部分ではほぼ完全拒否だったように思える君が、ここにきてはぐらかす程度には心を開いているのです。

つまり本心では主人公に惹かれているけれど、何かしら事情があってまだ身を委ねられずにいる…。

こんなところでしょう。

主人公の深い愛が実を結びかけています。大きな成果ですね。電話だけの関係から抜け出せるでしょうか…?