永遠にともに
コブクロの10枚目のシングル「永遠にともに」は、2004年10月14日にリリースされました。藤原紀香との結婚式で陣内智則がピアノの弾き語りで熱唱したことからも分かる通り、今では結婚式ソングとして定番になっているようです。
作詞作曲の経緯
作詞作曲共に小渕健太郎が担当しました。上の写真で言うと背の小さい方が小渕健太郎で、背の高い方が黒田俊介です。小さいと言っても相方の黒田俊介が193センチと、あまりにも二人の間の身長差があるだけで、小渕自身は169センチあるので、平均といえば平均です。
もともとこの曲はコブクロの友人で、コンサートサポートスタッフのメンバーが結婚する事が決まった際に小渕健太郎が急遽作ったものだそうです。
再生回数とランキングは?
まずはMVをどうぞ
これはライブの時の動画ですね。公式MVのようなものは見当たらなかったのですが、このライブ映像が、「永遠にともに」の中では一番再生回数を伸ばしているようです。筆者調べですが、2017年9月9日現在の集計で実に視聴回数 7,902,221 回を記録しています。
ランキング
動画も公式のものはなくランキングはわからなかったのですが、公式でなくてもこれだけ数字を伸ばしているのを見ると、この歌がどれだけ愛されてきたのかがわかる気がします。今回はオリコンのランキングを調べてみました。
週間ランキング6位、2004年年間ランキング132位、2005年年間ランキング140位を記録しています。また、2007年には藤原紀香と陣内智則の結婚式に際して、陣内がピアノ弾き語りで熱唱して、再びオリコンランキングに登場するなど、合計99週ランクインを果たし、コブクロの作品の中で一番のロングランセールスになっています。
歌詞を紐解く
それでは歌詞を紐解いていきましょう。
結婚式に臨む新郎新婦
心が今とても 穏やかなのは この日を迎えらえた意味を
何よりも尊く感じているから
特別な事など何もない ただ いつもより少し
シャンとした服を着てるだけ 君はとても綺麗だよ
出典: http://www.uta-net.com/song/20814/
結婚式を迎える朝の情景が目に浮かびます。
しかし特別な緊張があるわけではなくいたってごく穏やか。いつもと違うのは少しばかりハレの日らしい服装をしているから、というわけですが、ここから読み取れるのは、そんなに気張ったウエディングドレスは着ていないのかもしれません。
ここからわかるのは新郎新婦の人柄と二人の関係性です。特別に、派手に結婚式を挙げるわけではないけれど、それでもこの日をいかに大事に待ちわびてきたのかがわかる、温かい思いが伝わってくる歌い出しです。