半崎美子

A post shared by mee.2612 (@mee.2612) on


半崎美子さんはどこの事務所にも所属せず、17年間の下積みを経てメジャーデビューした遅咲きのシンガーソングライターです。

大学を中退してメジャーデビューを追い続け、念願の夢を叶え、今年で放送が最後となった日本有線大賞の新人賞を受賞しました。

とても優しく心に響く声が印象的で、年代、男女問わず多くの人に愛されているシンガーソングライターです。

半崎美子「お弁当ばこのうた」〜あなたへのお手紙〜

今回は「お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜」について紹介します!

この曲は半崎美子さんの1stアルバム「うた弁」に収録されている楽曲です。

アルバムタイトルが「うた弁」というだけあって、アルバムの中でもとても大切にしている一曲でしょう。

毎日お弁当を作る主婦の味方となる歌です!主婦だけで無く、お弁当を作ってもらっていたお子さんにも聴いてもらいたいです。


楽曲の中で活躍するキッチン!

この曲のイントロはお鍋にお水を入れて、蛇口を閉め、ガスコンロに火を付けるところから始まります。

鍋のフタを閉めたら、次は野菜をリズム良く切り始めます。サクッという野菜が切れる音と、包丁とまな板が当たってトントンという音が合わさりとても心地良いです。

その野菜を着る音がドラムの代わりになってます。面白いですね。

このように楽曲はキッチンで始まります。入念に作り込まれています!

途中で卵を割る音や、かき混ぜる音も聞こえてきます。いろんな音を探してみるのも楽しいかもしれません!

「みんなのうた」を担当

この曲はNHK「みんなのうた」で2017年4月〜5月の間放送されていました。

楽曲制作に1年以上掛けており、「みんなのうた」に対する並々ならぬ思いが感じられます!

小さなお子さんがいる家庭では、テレビのチャンネルをNHK教育に合わせている家庭が多いでしょう。

お子さんと一緒に聴いて、ぽろっと涙をこぼしてしまった、なんてこともあるのではないでしょうか。

「みんなのうた」を担当した有名アーティスト

「みんなのうた」は1961年から放送され、現在に至るまで1300曲を超える数の楽曲を生み出してきました。

「ねこふんじゃった」や「森の熊さん」もみんなのうたで広く知られるようになりました。

この曲を知るまで、みんなのうた自体、そこまで有名なアーティストが手掛けるものでは無いと思っていました。

ですが、調べてみると最近ではAKB48LiSAさん、エレファントカシマシSHISHAMOなどの有名アーティストが担当していました!

歌詞解説

おかえり
今日もからっぽのお弁当ばこをありがとう
毎日残さずきれいだね お弁当ばこのうた

あなたの好きなものばかり
入れられないのよ 許してね
体のことも考えて作っているのよ

出典: お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子

筆者自身はお弁当を誰かに作ったことは無く、作って貰っていただけでした。

高校に通っていた3年間は、ほぼ毎日作って貰っていました。とても有難いです。

その頃はちゃんと「ありがとう」と口に出して伝えられていたっけな、と今更になって思ってしまいます。

学生時代に考えたことは殆どありませんでしたが、母親は自分のこと以上に子供のことを思っているのでしょうね。

赤・緑(あお)・黄色の彩りと
栄養たっぷりのバランスと
にんじん・ピーマン・セロリ
あの手この手で入れてます
毎日作るお弁当はあなたへのお手紙

おかえり
今日はどうしたの? 残しているのねお弁当
心や体が弱いとき シグナルはお弁当

出典: お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子

お弁当を手紙と表現するのはとても秀逸な例えだと思います!

毎日のお弁当作りを、手紙のやり取りのように感じられる人は、きっと毎日のお弁当作りも楽しいことでしょう。

言葉は使いませんが、残した弁当箱を見れば今日は何かあったのかな?と伝わります。

もちろん、毎日からっぽの方が嬉しいと思いますが、何かあったことを教えてくれるお弁当箱は、母親にとって大切な存在です!

冷蔵庫が寂しいときは
たまにシンプルになるけれど
愛情にしっかりフタをして
もれないように包みました
毎日渡すお弁当は 私からのお手紙

あなたがいつか大人になって
恋をしてダイエットだなんて言うまでは
何があっても届けます あなたへのお便り

出典: お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜/作詞:半崎美子 作曲:半崎美子

毎日お弁当を作るということよりも、毎日愛情を届けることが大事なんですね。

お弁当は愛を届ける一つの手段であるということ、とても勉強になります!

思春期という複雑な時期になると「弁当いらない」なんて言われることもあるかもしれません。

人生の様々なシーンにおいて「お弁当」というものは存在しているんですね!