大きなヒットを飾った名曲「トイレの神様」
2010年に大ヒットを記録した植村花菜さんの「トイレの神様」。
実話をもとにしたという感動的な歌詞が、多くの人の心を掴みました。
そして同年の紅白歌合戦。
この楽曲で植村花菜さんは初出場を果たします。
しかも、歌詞を一切カットせず、約9分にも及ぶ長丁場のステージをやり遂げたのです。
この感動的なステージに思わず涙した視聴者もきっと多かったはず!
日頃は音楽を聴かない人でも、この曲はどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。
ということで、今回は多くの人に感動を与えたこの曲の歌詞について詳しく解説していきますよ!
涙なしでは聴けない…!感動的な歌詞を徹底解説!
この楽曲の歌詞には、二人の人物が登場します。
一人目は、この歌詞の主人公である「私」です。
そして、二人目は「私」のおばあちゃん。
この歌詞は植村花菜さんの実話をベースにしているため「私」は植村花菜さんのことです。
そして、この歌詞に出てくるおばあちゃんも実在していた方なんですよ♪
この歌詞では、植村花菜さんとおばあちゃんの感動的な物語が綴られています。
心温まるエピソードとともに、歌詞の意味を掘り下げてみましょう。
幼少期の頃におばあちゃんと暮らした思い出
なぜ植村花菜さんはおばあちゃんと暮らしていたの?
小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた
出典: トイレの神様/作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜
"おばあちゃんと暮らしはじめた"というエピソードから物語が始まります。
この歌詞を見てみると、実家があったにも関わらずおばあちゃんと暮らしてたといっています。
植村花菜さんはなぜおばあちゃんと暮らすようになったのでしょうか。
このことについて、植村花菜さんは「おばあちゃんの寂しさを埋めるため」だと説明しています。
植村花菜さんは小学生の時におじいちゃんを亡くしました。
そこで"一人になったおばあちゃんが寂しくならないように"ということで一緒に住むことになったそうです。
両親がいなかったとか、家族と仲が悪かったというわけではないみたいですね。
おばあちゃんのお手伝いもやっていた
毎日お手伝いをして
五目並べもした
でもトイレ掃除だけ苦手な私に
おばあちゃんがこう言った
出典: トイレの神様/作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜
おばあちゃんと暮らすようになった植村花菜さん。
幼少期のころからお手伝いなどもして、とてもいい子だったみたいですね。
きっとおばあちゃんにとっても自慢の孫だったのではないでしょうか。
そして、この部分で初めて「トイレ掃除」という重要なキーワードが出てきますね。
トイレ掃除が大好きでたまらない!という人は少ないと思います。
ましてや、当時の植村花菜さんは子供。
トイレ掃除を進んでやりたくないという気持ちはよく理解できます。
「トイレを綺麗にしたらべっぴんさんになる」という言い伝え
(※)トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
出典: トイレの神様/作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜
ここで、多くの人が知っている有名なサビ部分に突入します。
鹿児島の一部では「トイレを綺麗にしたらべっぴんさんになる」という言い伝えがあるそうです。
植村花菜さんのおばあちゃんはその地域出身の方だったため、言い伝えを孫に教えたのでしょう。
言い伝えを信じた植村花菜さん
その日から私はトイレを
ピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて
毎日磨いてた
出典: トイレの神様/作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜
おばあちゃんから教えてもらった言い伝えを信じた植村花菜さん。
言い伝えを素直に信じてすぐに実行するなんて、本当になんていい子なのでしょう…!
そういえば、植村花菜さんってよく見てみるとけっこう美人さんだなと思います。
もしかしたら、本当にこの言い伝えが実現したということなのかもしれませんね。