瞳はダイアモンド（松田聖子）が2010年に蘇る？！歌詞・コード・収録アルバム情報をチェック！

作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂。この呉田軽穂とは松任谷由実（ユーミン）のペンネームです。

ユーミン自身が「楽曲の力だけで評価されたい」という気持ちから使用されたペンネーム。

「ユーミンが作った曲」というレッテルを張られたくなかったということです。曲だけを聴いて評価されたい気持ちはまるで職人のようですね。

また、2010年、デビュー30周年を迎えた松田聖子が缶コーヒーのCMに出演しました。そのCMの中で「瞳はダイアモンド」を歌っています。

CM内ではオリジナル音源ではなく、新しく録音したオーケストラアレンジバージョンを歌っています。オリジナルバージョンと比べてみて松田聖子の進化を聴くのも面白いでしょう♪

こちらからそのCMをチェックできます↓

「瞳はダイアモンド」は失恋の悲しみを歌った曲です。ユーミンの作曲なので「赤いスイートピー」と同じようなコード感がします。

切ないコード感が心に染み渡るバラード。歌詞も切なすぎるので「2つの切ない要素」で聴く人の心はいたたまれなくなります。

この「瞳はダイアモンド」は多くのアーティストにカバーされています。名曲の証ですね。松任谷由実もセルフカバーしています。

その他にも平井堅、徳永英明、CHARAと名だたるアーティストがこぞってカバーしていますね。それからなぜかリリー・フランキーもカバーしています（笑）。

さすが平井堅です！松田聖子の「瞳はダイアモンド」を無残にもバラバラに解体しています（笑）！

平井堅ファンの方は怒らないでくださいね！いい意味でですよ！

平井堅の「瞳はダイアモンド」にしているという意味です。人の曲を歌って自分の曲にできるのは一流アーティストの証明ですからね。

びっくりするほど平井堅フレイバーの「瞳はダイアモンド」になっていますので、ぜひオリジナルバージョンと比べて下さいね♪

切ないサウンドのイントロに続きこの歌詞です。いきなり泣きますよ（涙）。

「今私は愛されていないこと」を自分自身で確かめる言葉。前は愛されていたのです。

「私はあなたを愛している」のに「あなたは私を愛していない」現実に押しつぶされそうな感情が伝わってきます。

でも、「どこかでよりを戻すことが出来るかもしれない」という淡い期待も感じないでしょうか。

「映画色の街」という歌詞はどんな街でしょうか。映画色とはカラーであったり、セピア色や白黒でもあります。

人によって映画色は捉えた方が違いますよね。そして街で起こっている出来事の捉え方も、人によって立場によって全く違ってきます。

そんな街の様子を歌っているのではないでしょうか。一つの出来事を悲しくも嬉しくも人によって違って捉えられるということ。

自分の失恋は自分にとっては悲しいことかもしれないけど、相手にとってはどうでしょうか。そんなことを考えさせてくれる言葉ですね。

「愛している」と言ってくれた言葉も、今では過去形の「愛していた」となってしまった。ここも切なすぎますね。

「あなたの傘から飛び出したシグナル」とは2人で一緒に傘を差していて、そこから私だけ飛び出したのでしょうか。

「あなたに私のこの切ない気持ち」に気づいてほしくて飛び出したのでしょう。しかし、あなたは飛び出した私を追いかけてこない。

もう、「あなたの心はあの女に奪われている」のでしょう。追いかけてこないのを分かっていて飛び出したのも切ない感情です。

「もしかしたら追いかけてくるかも」という微かな希望を試したかったのかも知れません。

「あなたの想い出」が胸の中で泣いています。空からも土砂降りの雨。全身を強い雨が襲います。

そして大粒の涙もいっしょに洗い流します。刺さるような雨と大粒の涙で瞳はダイヤモンドのような輝き。

とても切なくて悲しいのに強い雨に打たれて、洗い流されるような心地良い感情もあるように感じますね。