miwa「サヨナラ」のランキングを検索してみる！歌詞の意味を読み解く♪

「サヨナラ」は、2013年5月に発売されたmiwaの3枚目のアルバム「Delight」に収録された曲です。

「ヒカリヘ」や「ミラクル」などのシングルが収録されたこのアルバムは、オリコン週間チャートで見事1位を獲得、年間ランキングでも51位を記録するヒット作となりました。

miwaの華やかな魅力が現れたジャケットは、「ミュージック・ジャケット大賞2014」の大賞を受賞しています。

恋人との続かなかった関係を歌った切ない歌詞が魅力の「サヨナラ」は、アルバムの中に彩りを加えています。

2017年8月30日現在、「サヨナラ」はJOYSOUNDのmiwaのカラオケ人気ランキングで25位となっています。

これまで100曲以上が発表されているmiwaの曲の中で、タイアップなどもないアルバム収録曲ながら人気曲・代表曲に続いて25位という高順位を記録しているのが印象的です。

このことからも、「サヨナラ」がファンの間で根強い人気があると分かりますね。

早すぎないテンポや高すぎないキーなど、カラオケで歌いやすい曲調に仕上がっているのも人気の理由のひとつでしょう。

サビから始まる歌詞では、「好きすぎるからもうサヨナラ」という言葉が印象に残りますね。

深く相手を愛しているという想いと、「サヨナラ」と別れを告げる言葉の対比が特徴です。

その言葉に至るまでにどんな物語があったのかを想像させ、聴く人を一気に曲に引き込みます。

好きだったのに別れてしまった。そんな切なく哀しい恋の結末の背景には、恋人との未来が見えなかったことが理由としてあるようです。

時おり相手との未来が見えたようで、でもそれはすぐに消えてしまって、淡い期待をくり返して疲れてしまったのでしょう。

一方的に募る想いは、いつか空の彼方まで飛んで消えてしまうと感じたのでしょうか。

このままだらだらと関係が続いて嫌いになってしまうよりも、今「サヨナラ」を告げることを決意したようです。

名前を呼んでくれるその声に表面的な優しさがあっても、たとえすぐ近くに感じられるぬくもりがあっても、どこかさみしさを感じていた主人公。

二人の関係がずっと続いてほしいと願いながらも、その背景には拭いきれない不安が付きまとっていたようです。

花が散って季節の移ろいを感じるなかでこぼれた涙は、どれだけ季節が巡っても進展できない自分たちの恋に気づいてのものでしょうか。

このまま一緒にいても何も始まらない、という事実が主人公に突きつけられます。