大丈夫。明日はいつだって白紙(Blank)
自分の価値は 自分で決めるものさ

OOO!×4 Come on!

出典: Anything Goes!/作詞:藤林聖子 作曲:tatsuo

1行目後半にでてくる「白紙」とは、未来のことなんて誰にもわからないという状態を表しています。

人は先が見えないことに対して、大きな不安や緊張感を抱いてしまうものです。

しかしそれは裏を返せば、何にも縛られることなく自由に進んでいけることを意味します。

スタートラインに立つ人の背中を押してくれるフレーズですね。

続けて2行目は、自分の中に抱えた軸をブラすことなく物事を判断しようと諭しています。

人は常に、望まずとも他者からの評価にさらされ続けて生きています。

そんな評価が自分自身の価値なのだと思い込みがちですが、それは時に正しくありません。

自分自身の評価は、全て自分自身でおこなう。

自分の軸に基づいてやるんだ。そんなふうに強気でいようと思わせてくれます。

やりたいことに向かって全力で

Anything Goes! その心が熱くなるもの
満たされるものを探して
Life goes on! 本気出して戦うのなら
負ける気しないはず!

出典: Anything Goes!/作詞:藤林聖子 作曲:tatsuo

心を熱くするものも、心を満たしてくれるのも、すべては自分自身の欲望です。

「こうしたいんだ!」と強く願うことが、熱く生きるためには欠かせない大切な要素なのです。

その欲望は、もちろん自分自身の心の中に抱えているだけでは意味がありません。

3行目後半にあるように、自分の本気、自分の全力を出して戦うことが重要です。

自分の心を熱くしてくれるものに対し、必死に取り組むことで人生は進んでいくのです。

日々進化し続ける

大切なのはその人の内側

外側にステイタス求めないで
内に秘める 自信が大事
(欲望増殖 Like no limit
Count the medals 1,2 and 3)

出典: Anything Goes!/作詞:藤林聖子 作曲:tatsuo

もしかしたら、同じような経験があるかもしれませんね。

人は相手のことを知らなければ知らないほど、表面的に見える部分だけで判断しがちです。

だからこそ、外面をカッコよく固めようとしがちになるのです。

しかし当然ながら、それでは意味がありません。大切なのは内面も同じです。

自分をカッコ良くみせたいという欲望を持つこと自体は悪くありません。

しかしそれだけでなく、きちんと内面から溢れるカッコよさを身につけることが大切だと歌っています。

1番に駆け出せ!

その背を比べ 並んだって
意味なくない? 一抜けしよう
(You can be free from average
Count the medals 1,2 and 3)

出典: Anything Goes!/作詞:藤林聖子 作曲:tatsuo

背を比べるというのは比喩表現で、身長そのものを比べるというわけではありません。

内面、成果などを他人と比較することを意味しているのです。

学校、家庭、職場…生きていれば他人と比べる場面、比べられる場面はたくさんあります。

ここでは、比較するという行為自体に意味がないといっているわけではありません。

比較対象である人たちと同じスタートラインに、横並びになっていることが無意味だと歌っているのです。

いつまでも並行して進んでいないで、1番に駆け出していこうよ!そう歌っています。

スピードが大切

1からのスタート そこから
足し算を飛ばして かけ算で駆け上がっていって
Anything goes! Goes on...

出典: Anything Goes!/作詞:藤林聖子 作曲:tatsuo

2行目では、スタートしてからのスピード感を表現しています。

数は足し算をするよりも、かけ算をした方が大きく増えていきます。

足し算のような緩やかなスピードアップではなく、かけ算のような急上昇。

自分がやりたいことに向かって全力で取り組んでいる姿が目に浮かびます。