「イチオクノホシ」とは
嵐の楽曲「イチオクノホシ」は2005年11月にリリースされた15枚目のシングル「WISH」のカップリング曲です。
ちなみに「WISH」は2005年10月クールで放送された松本潤×井上真央主演ドラマ「花より男子」(TBS)の主題歌に起用されました。
同シリーズは大ヒットとなり2007年には「花より男子2(リターンズ)」、そして2008年には劇場版『花より男子F(ファイナル)』が公開で大人気シリーズの幕を閉じました。
カップリング曲ながらファンに愛される「イチオクノホシ」
「イチオクノホシ」は「WISH」のカップリング曲ながら、切ないバラード曲として長きに渡り嵐ファンに人気の楽曲です。
特に大野君の歌声が切なさを増し、ファンの胸をキュンキュンさせています。12年経った今(2017年現在)聞いても、思わず涙ぐんでしまう名曲です。
リードボーカルは大野智
「イチオクノホシ」は歌唱力の評価が高い大野智がリードするパートが多い楽曲です。その分、メンバーのコーラスとハーモニーが美しいのが特徴です。
彼女との出逢いがどれだけ大切なものか、どれだけ奇跡的なものか、それが自分にとってどれほど大きなものかを切々と歌うラブバラードです。
2005年の嵐
それでは2005年は嵐にとってどんな年だったのでしょう。
この年、大野智は25歳、櫻井翔と相葉雅紀は23歳、二宮和也と松本潤は22歳でした。この頃はまだ、メンバー全員が大人になりきれないあどけなさが残っていましたね。
2005年4月から、嵐の冠番組「まごまご嵐」(フジテレビ)がスタート。今では考えられない、メンバーによる紀行番組でした。
「嵐の一日孫になります」「嵐の城下町」など、人気コーナーをメンバー全員または2人組になって全国あちこち回りました。
同年10月からは「Dの嵐!」(日本テレビ)に続いて「Gの嵐!」がスタート、その後同番組は「嵐の宿題くん」へと続く人気番組となりました。
12年前(2017年現在)の「花男」のDVDパッケージを見るだけで、俳優陣の若々しさが目を引きます。
松本潤、井上真央をはじめ小栗旬、松田翔太、阿部力、今ではすっかり大人の魅力をかもしだしている人気俳優たちです。
この曲がリリースされた2005年の日本はどんな年だった?
「WISH/イチオクノホシ」がリリースされた2005年、日本はどんな年だったのでしょう。
この年の3月、愛知県で「2005年日本国際博覧会(愛知万博)」が開催されました。イメージキャラクターのモリゾーとキッコロのグッズが大人気となりました。
4月には声優陣を一新し、大リニューアルしたアニメ「ドラえもん」の放送が開始されました。同月25日には、JR福知山線脱線事故が起き、大勢の乗客が犠牲となりました。
9月には第44回衆議院議員総選挙が行われ、俗に言う「郵政選挙」で自民党が圧勝。小泉純一郎が第89代内閣総理大臣に任命され、第3次小泉内閣が誕生しました。
あんなこと、こんなことが12年前(2017年現在)のことだったのかと痛感させられますね。
歌詞から紐解く「イチオクノホシ」
それは奇跡の出逢い
イチオクノホシの中の二人 こんな小さな物語は
あのとき僕らが出逢わなかったら 今もきっと始まらない
出典: https://twitter.com/uraaramania1103/status/931960339167449089
世の中にどれだけの男女がいて、その中で運命の人と巡り合える確率はどれぐらいなのでしょう。
まさに「1億の星」の中から生まれる奇跡なのです。そんな奇跡から2人の愛は始まりました。