星野源のアルバム『YELLOW DANCER』
タイアップ曲も多数収録!
上の動画のユーキャンのCMでおなじみの曲となった「時よ」や、めざましどようびのテーマソングに起用された「Week End」、ドラマ「心がポキっとね」の主題歌「SUN」と、挙げ始めるとほとんどがタイアップ曲だということがわかります。
「地獄でなぜ悪い」も同タイトルの映画の主題歌ですし、「桜の森」は毎年良い曲で楽しみなJ-WAVE春のキャンペーンソング、「Snow Men」は資生堂マキアージュのCMで、最後の曲「Friend Ship」は映画「森山中教習所」の主題歌でした。
今回カップリング曲が未収録ということもあってか、改めて並べると錚々たる曲が集まっていますね。
これだけの曲が集まっているのに、アルバムという一つの作品として形を成しているということにも驚きます。
『YELLOW DANCER』おすすめ収録曲5選!
名曲揃いの『YELLOW DANCER』の中で、おすすめ曲選びには相当苦労しました。
悩んだ結果、今回おすすめ収録曲としては、特に人気のある曲を歌詞解釈付きで取り上げています。
しかし、取り上げていない曲も、例えば、別れと隣合わせの友情の切ない明るさのある歌詞と、ツインドラムのビート感がたまらない「Friend Ship」は、筆者的にはかなりおすすめ曲だったりします。
1.「時よ」
動き出せ 針を回せ
次の君に繋がれ
時よ 今を乗せて
続くよ 訳もなく
バイバイ 心から あふる想い
時よ 僕ら乗せて
続いてく 意味もなく
出典: https://twitter.com/gen_hoshino_l/status/864333594436673537
出会いも別れも繰り返す人生で、止めたくても流れる時は止められないから、自分が主体となって時計の針を進めるぐらいの気持ちで、次の自分につなげていく、成長していくという前向きなエネルギーに満ちた歌詞です。
曲の終わりは「時よいつか降りるその時にはバイバイ」と人生にいつか終わりが来ることを示唆していますが、きっとこの曲のように立ち止まらずに進んでいけば、最期は笑顔で「バイバイ」と言えるような瞬間になるのではないかとさえ思えますね。
2.「Week End」
さよなら 目が覚めたら すべて連れて
未来を今 変える
週末の街角 朝まで
電波を 世間を 未来を 踊ろう
出典: https://twitter.com/___snhrk/status/693708323078565888
週末の過ごし方や心持ちが変わるような一曲「Week End」です。
これから楽しく生きていくために、未来はこの週末からも変えられるのだから、そんな過ごし方をしようというメッセージはとても前向きな気持ちにしてくれて、毎週週末になると聴きたくなると思いませんか。
休息も大事ですが、平日はできなくても次の日が休みなら「朝まで」夢中で何かをすることもできますよね。
「踊ろう」という歌詞はこの曲においては楽しく生きようというような意味だと捉えていますが、この『YELLOW DANCER』というアルバム自体が、踊れる曲を作りたいという気持ちから生まれており、この曲はそんなアルバムを引っ張っていく一曲でもあるのでしょう。