【チューリングラブ feat.Sou】の魅力
Souさんとのコラボ
【チューリングラブ feat.Sou】はナナヲアカリさんの2ndシングルとしてリリースされました。
両A面シングルということで、【ピヨ】という楽曲も表題曲として収録されています。
【チューリングラブ feat.Sou】の作詞作曲を担当したのは、人気ボカロPのナユタン星人さんです。
この楽曲を制作するに当たり、ナナヲアカリさんは1人で歌うかコラボで歌うか迷っていたそうです。
以前、ナナヲアカリさんは【インスタントヘヴン】という曲でEveさんとコラボをしたことあります。
その時に、デュエットで楽曲を作る魅力に気づいたそうです。
そんな経験から、Souさんとのコラボが実現しました。
楽曲内で行われる2人の高速の掛け合いは中毒性が抜群です。
アニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』のEDテーマ
【チューリングラブ feat.Sou】は、アニメとのタイアップで制作された楽曲でもあります。
そのアニメというのが『理系が恋に落ちたので証明してみた。』です。
『理系が恋に落ちたので証明してみた。』には理系男子と理系女子が登場します。
恋愛の「好き」を理論的に証明しようと、様々な実験に奮闘する物語です。
【チューリングラブ feat.Sou】の歌詞にも、このアニメの設定が活かされています。
恋と理系という斬新すぎる組み合わせを楽しんでみてください。
また、YouTubeには吹き替え声優による【チューリングラブ -雪村×氷室ver.-】も公開されています。
アニメを知らなくても楽しめる内容になっているので、合わせてチェックしてみてください。
それでは、歌詞の内容を紐解いていきましょう。
1番の歌詞を解説
主人公は理系男子!
あー、恋の定義がわかんない
まずスキって基準もわかんない
要は、恋してるときが恋らしい
客観? 主観? エビデンスプリーズ!
出典: チューリングラブ feat.Sou/作詞:ナユタセイジ・ポエトリー,ナナヲアカリ 作曲:ナユタセイジ
主人公は初恋をした理系男子です。
しかし、自分が持つこの感情に疑問を抱いています。
恋が理屈で証明できないことに対して納得できないのです。
そして、恋とはなんなのかを数学的に突き詰めようとしています。
主人公は、少し融通が利かない性格なのです。
愛は計算じゃ解けない
まず普通の計算も解けない
要は、そんな状態が愛らしい
アイノウ? ユーノウ?
出典: チューリングラブ feat.Sou/作詞:ナユタセイジ・ポエトリー,ナナヲアカリ 作曲:ナユタセイジ
人を愛する気持ちも恋と同様に数学的な証明ができません。
そして、主人公の好きな相手は、普通の算数もできないおバカな一面持った女の子のようです。
そんな女の子を可愛らしいと感じるこの気持ちに、証明するヒントが隠されているのではないかと思い始めます。
相対性理論
もう大抵の事象において QがあってAを出して解けるのに
勘違って間違って 解のないこの気持ちはなんだろう(検証 is 不明瞭)
DAZING!! モーションは相対性にステイ
出典: チューリングラブ feat.Sou/作詞:ナユタセイジ・ポエトリー,ナナヲアカリ 作曲:ナユタセイジ
理系の主人公は、全ての問題は数学的に証明できると思っています。
しかし、自分が抱く恋心については未だに証明ができません。
ここでは「相対性」という言葉がでてきますが、これは「相対性理論」のことを表しています。
相対性理論とは、楽しい時間は実際の時間より速く過ぎていくように感じる現象のことです。
主人公はすでに好きな女の子と関わる時間に相対性を感じています。
しかし、まだこれでは自分が恋をしている証明にはならないのです。