はらぺこ
できるだけ周到に
たいらげる
棘も毒もみんな味わって
ひとつずついただきますって(笑)
出典: デーモンダンストーキョー/作詞:MI8k 作曲:MI8k
女性と出会う時は勝負なのでしょう。
性欲を食欲のように表現しています。
男性が女性に向かって「食べちゃうぞー」と言っているような歌ですね。
そしてその対象がひとりならいいのですけれど、東京にいる女性たちをみんなたいらげたいという凄い性欲があるわけです。
荒んじまえ
翌日のアフターバッド
こけちまえ
しゃしゃり出た印象で
おさかなくわえて曲り角 of the dead
最初から全部丸め込むなよ
出典: デーモンダンストーキョー/作詞:MI8k 作曲:MI8k
でもそういうアバンチュールはお酒もはいっていたのか、翌日は最悪の気分です。 そしてなんとなくうんざりしているのです。
自分が悪魔のようになって女性たちを食べちゃう。 そういう男性の悪魔的な部分がポップに表現されている曲だと思います。
とにかくヤッちまえ!的なノリがありますね。
待ってくれお嬢さん
さっきまでの笑顔は
僕じゃ もう 見られないの?
出典: デーモンダンストーキョー/作詞:MI8k 作曲:MI8k
君のプライムミニスターになって
君という国を守りぬくって神に誓うよ
地獄に近づいても手をつないでいて
君と見つめあって踊り続けたい
出典: デーモンダンストーキョー/作詞:MI8k 作曲:MI8k
この部分は本音なのか建前なのかわからない部分ですね。
女性とHするために君という国を守る首相になると言っている部分は、なんとも呆れてしまうナンパしている男の軽い言葉のようにも聞こえます。
でもこの歌は"デーモンダンストーキョー"。
悪魔に囁かれるままに東京でダンスを踊る歌なのです。
欲望が渦巻く都市の歌
都会には誘惑がいっぱい。
そう昔から言われています。
若い男性の欲望を刺激することが沢山あるのです。
そういう町に同化してゾンビみたいになってしまう男の歌なのだと思います。
そういう一夜のアバンチュールが間違ったことであるということに心のどこかでは気づいていても欲望がエスカレートしているのでしょうね。
なかなか難しい問題です。
でもこういう歌をEveのようなイケてるボーカルが歌うとなんか不思議な魅力があらわれるから音楽って魔力があります。
フェロモンが出ているのかもしれませんね。
またMVのイラストを手がけた、"ろこる"の絵のオシャレさも面白さの秘密でしょうか?
デカダンス的なロックな演奏も魅力
Eveの作詞・作曲の歌も大人気
「ナンセンス文学」
「ドラマツルギー」
Eveの自作曲はどこかドロっとしていながらオシャレな感じもする不思議な魅力があるものが多いです。
アーティスティックと言うこともできるかもしれません。
不気味なイラストも魅力ですよね。
12月13日には彼の4thアルバム『文化』も発売されます。
徐々に歌い手からシンガーソングライターへと脱皮していく彼の音楽。
その軌跡を辿ってみるのも面白そうです。
彼の新しいアルバムも聴いてみてください。