スタイリッシュなサウンドで人気を集めたピチカート・ファイヴ。「東京は夜の七時」は、都会の空虚さが伝わる曲ですが、その空虚さを軽快に表現するパフォーマンスこそが、ピチカート・ファイブの最大の魅力でした。本来ならネガティブなはずの空虚さをいかにして音楽に取り込み、リスナーを引き込んでいったのか、解説します。