リメイクベストに収録された1曲

メジャーデビュー10周年記念作品

Hilcrhyme【アイセイ】歌詞の意味を解釈!なぜ「好き」が「愛してる」に変わった?毎日伝えよう♪の画像

メジャーデビュー10周年を記念して作成されたリメイクベストアルバムがリリースされました。

その名も『SUN 〜リメイクベスト1〜』

まさに太陽のような楽曲たちが新たな命を吹き込まれて復刻されました。

活動休止を経て再始動したHilcrhymeの10年分の歴史が詰まった一枚です。

今回は、その中からアイセイ』をご紹介します。

幸せな想いの詰まった『アイセイ』

「ハッピーな要素しかない曲にしたかった」

そんな思いで作成されたこの曲は、文字通り、ポジティブな感情がギッシリ詰まっている作品です。

このアルバムのために書き下ろされた新曲になります。

メロディもポップで心地よく、歌詞もストレートで聴くものの心をほっこりさせてくれます。

また、ミュージックビデオも幸せそうなカップルのハッピーな日常が描かれて自然と笑顔に

そして聴いた後は言いたくなると思います。

アイセイ!」

そんな、幸せな想いが詰まった『アイセイ』の歌詞の世界に入っていきましょう!

毎日言う言葉。それは「好き」という言葉。

思っているだけじゃなく伝えることに意味がある

今日もう何回言ったっけ?

少ししつこいかな我慢してみるけど

またすぐ零れちゃうんだよ

出典: アイセイ/作詞:TOC 作曲:TOC・3rd Productions

付き合いが長くなればなるほど、言わなくなる言葉。

それが「好き」という言葉です。

「もうわかってるから、あえて言わなくてもねぇ〜」

という感覚もわかるのですが、それをあえて言っていこう!というのがこの曲の言いたいことです。

けれど、この主人公は自然と、漏れ出すように言ってしまっているようです。

もう、なんというか、とても幸せで理想的なカップル像がここにあります。

我慢しても、ついつい言ってしまう「好き」という言葉。

言っても言っても言いたいという、溢れ出す気持ちは、大切にしていきたいと思わせてくれます。

皆さんも、思っているだけでなく、ちゃんとパートナーに「好き」と言っていますか?

誰にでも言っているわけじゃないことに意味がある

これ言える相手 右左

探してもいないんだ君以外

時も場所も周りの目なんて気にしない

出典: アイセイ/作詞:TOC 作曲:TOC・3rd Productions

言えば言うほど言葉の重みが薄れていくのも事実です。

しかし、パートナーから言われる分にはそうでもないかもしれません。

ただ、誰彼かまわずに「好き」という言葉を乱れ打ちしていたとしたら話は別です。

自分以外の人も含めた大多数に向けた「好き」という言葉を、四方八方にばら撒いていたらどうでしょう?

それこそ薄っぺらい言葉にしかなりません。

大事なのは、本当に好きな人に対して発せられる、心からの「好き」という言葉です。

この歌詞ではその通り、「好き」と言える相手は「君以外いない」と言っていますね。

相手を見て、心から言える本当の言葉だということです。

薄っぺらいかどうかは言われた本人が一番わかるとは思いますが、この曲ではそんなことはないでしょう。

この2人がアツアツであることは、疑う余地もありませんから。

自然と出てくることに意味がある

俺は毎日君に好きという

そりゃクサくてもウザがられても

出てきてしまうんだよ

毎日君に好きという

狙って言ってる そんなわけじゃない

出てきてしまうんだよ

出典: アイセイ/作詞:TOC 作曲:TOC・3rd Productions

心からの言葉であることはこれまでの流れでよくわかったと思います。

そして、その言葉が自然に出てきていることが、上記の歌詞から伺えます。

「言わないといけない」という義務感から発せられる言葉は気持ちがこもりません。

その点、この歌詞では顔を合わせるたびに自然に溢れ出ていることがわかります。

素直な感情に呼応して発せられる心からの言葉。

この「自然に発する言葉」ということに大きな意味があるのです。