黄昏は誰にでも訪れる、夕暮れの時間です。
しかし主人公はそれを特別なものだと認識しています。
それはきっと恋人との思い出があるからでしょう。
主人公の黄昏には夕暮れの中、恋人が必ずそばにいたのです。
これはまぎれもなく主人公だけの黄昏です。
2人で過ごし、2人でささいなことで幸せを感じた黄昏。
しかしもう今や恋人はいません。
つまり主人公の特別な黄昏は、もう戻らないのです。
2人は【誰そ彼】と聞きあうような、他人に戻ってしまいました。
もう戻らない特別な時間
さよなら 私の 私だけの黄昏
出典: 誰そ彼/作詞:カワノ 作曲:カワノ
歌詞の最後で主人公は自分だけの黄昏に別れを告げます。
これは完全な恋人との決別を意味しているのでしょう。
それまでの歌詞では、少し未練のある様子でした。
しかしここでははっきりと別れを告げています。
あなたのいた黄昏。
2人で過ごした黄昏。
その時間はもう二度と戻りません。
特別な時間は、主人公の中で淡い思い出となるでしょう。
黄昏から抜け出した恋人と共に、主人公もまた黄昏から抜け出したといえます。
これからはまた心新たに、あらゆる思い出を紡いでいくことでしょう。
まとめ
CRYAMYの【誰そ彼】の歌詞を解釈しました。
なんともセンチメンタルで情緒的な歌詞でしたね。
そしてゆっくりと前を向いて行く主人公に共感できる歌詞です。
さて、OTOKAKEでは他の失恋ソングも数多くご紹介しています。
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