「Challenger」を含め、アルバムに収録された曲の作詞作曲は全て中田ヤスタカさんが手掛けています。
全てPerfumeが歌うために制作された曲かといえば、そうではありません。
1曲だけ例外があり、それが「Challenger」でした。
実は「Challenger」は、中田さんとPerfumeが出会う前から存在していた曲なのです。
当時のPerfumeのマネージャーがこの「Challenger」を聴き、中田さんにプロデュースをお願いしたのだとか。
つまり、中田さんとPerfumeを繋いだのが「Challenger」だったというわけです。
歌詞を含めてアレンジし直された「Challenger」
今回紹介している「Challenger」は、新たにアレンジし直されたものとなっています。
原曲ができたのがもう20年近く前なので、歌詞や曲調が時代に合っていないと判断されたのでしょう。
今のPerfumeが歌うのに相応しい楽曲に描き直されたのです。
中田さんと出会った当時のPerfumeはまだ「挑戦者」の段階で、未来が見えなかった頃だったのかもしれません。
今Perfumeは大ブレイクし、ある意味夢が叶った状態ではないでしょうか。
勿論大ブレイクした後も、新たな目標に向かっている最中かと思われます。
しかし一番苦しかったのは、「挑戦者」としてブレイクするまでの期間でしょう。
知名度がなければ人気もない時期は売れませんから、苦しいのは間違いありません。
その頃の自分たちを振り返り、歌ったのがこの「Challenger」なのです。
Perfumeが追いかけ続けた夢の軌跡
「Challenger」の歌詞を解説しました。
夢は誰もが持つものですが、実際に叶えるのはとても難しいことです。
しかしPerfumeはその夢を叶えました。
「自分たちの信じた道は正しかった」そう思ったことでしょう。
そこから転じて「自分の道を信じて、諦めずに進んで欲しい」というリスナーへのメッセージにも感じられます。
過去から今、そして未来へと繋いでいくのが「Challenger」なのです。
【ナナナナナイロ/Perfume】歌詞の意味を解釈!どんな色になりたい?旅色に染まる季節を感じよう - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
旅はいろいろな風景を見せてくれます。そして今まで気づかなかった自分とも会える場所です。「ナナナナナイロ」はそんな旅先での出会いや楽しみ、恋を歌っています。今度の休みは、お気に入りの曲を持って旅してみませんか?
ベストアルバム「Perfume The Best “P Cubed”」のもう一つの新曲をご紹介します。
一つが「Challenger」で、もう一曲がこの「ナナナナナイロ」です。
アルバムの最後に収録された曲ということで、こちらもまた意味深な立ち位置を感じさせます。
「Challenger」が過去から未来へと繋ぐ曲なら、「ナナナナナイロ」は何を映し出す曲なのでしょうか。
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