湘南乃風の「バブル」ってどんな曲なの！？
80年代のバブル！！！
2015年3月に発売された「バブル」は15枚目のシングルです。また、湘南乃風にとって初めてのトリプルタイアップ曲でもあります。
九州の朝日放送のテレビ番組「ドォーモ」のエンディングテーマ。
テレビ朝日系列のテレビ番組「musicるTV」のオープニングテーマ。
プレステ用ゲームソフト「龍が如く0 誓いの場所」のテーマソング。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB_(%E6%B9%98%E5%8D%97%E4%B9%83%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%9B%B2)
「バブル」は80年代の日本のバブル時代を歌った曲です。日本の経済が世界一となり、日本が浮かれていた時代でもあります。ボディコンやディスコが流行りました。
3つもタイアップに抜擢されています。湘南乃風の勢いが感じられる曲ですね！
「湘南乃風はあんまり興味なかったけど、好きになった！」という感想もある「バブル」。タイアップによってファン層が広がったようですね。
激しいギターを中心にしたパワフルな曲調です。4つ打ちのリズムに腰が動きますね♪歌詞の内容もバブル時代へのオマージュを捧げています。
今となっては懐かしい言葉がドンドンでききますよ♪ちょっと恥ずかしい感じもしますが（笑）力強い湘南乃風の歌声が魅力的です。
「バブル」の歌詞（リリック）の意味は？
歌詞を見ていきましょう！！
バブルの勢いそのままの「バブル」の歌詞を見ていきましょう。この時代を知る世代には懐かしい言葉であり、知らない世代には新鮮な言葉が溢れていますよ♪
パンピー野郎が Saturday Night
ランバダ踊っちゃってダサくない？
人に媚びんのも好きじゃない
俺はこの街仕切る愚連隊
ゴクミに似た極上の GAL
ディスコの VIPで はべらかす
群がる芸能人達の横顔を札束でひっぱたく
出典: バブル/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
「パンピー野郎」は「一般人」という意味です。「Saturday Night」で騒いでいる人たちの描写の歌詞ですね♪
「ランバダ」はバブル時代に流行ったダンスです。今では消滅してしまったので意味が分からない方も多いはず。
「ゴクミに似た極上のGAL」に「ゴクミ」とはアイドルの後藤久美子のことです。現在はフランス在住なので日本のテレビではあまり見かけません。
バブルワードでバブル気分を演出していますね。「ディスコ」って言葉も今は下火です。
「群がる芸能人達の横顔を札束でひっぱたく」ここはバブル時代を象徴する表現ですね。お金が飛び交った当時の状況を表現しています。
デフレ時代の今では考えられないですが、本当に日本にお金が有り余ってた時代でした…。
ボディコンを舐める Dandy
シャンパンの雨降る晩に
世界はまるで Candy
甘い蜜の味
出典: バブル/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
「ボディコン」とはボディコンシャスの略で身体の線が出るピッタリした服です。バブル時代には多くの女性が着ていました。「ボディコン」を着て「ディスコ」へ行ったわけですね。
「Dandy」と「Candy」で韻を踏んでいます。
「シャンパンの雨降る晩」というのは派手なイメージですね。バブルってほんと派手でした。
バブルの華やかな雰囲気と成金の世界を「世界はまるでCandy甘い蜜の味」と表現しています。
ザ・バブル！！！
Oh Oh Oh 歌舞伎者たちの Party Night
Oh Oh Oh くだらねぇイメージ(明治)と対照(大正)的な Show は(昭和)
Oh Oh Oh 歯車狂ったこの時代
Oh Oh Oh 平静(平成)装うことなく Ride On
毎夜… ワッショイ！！
出典: バブル/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
ここは湘南乃風のリリックスキルが光るパートです。
明治・大正・昭和・平成と時代の流れに合わせて言葉遊びをしています。同じ音の他の言葉に合わせているので流石ですね！
また大枚はたいて騒いでは
味も分からず 酔いにまかせた
千鳥足の銀座は 誰もが競った No.1
金で買えるのさ 愛でも何でも
下品な笑い声が かつての“素朴な僕“ の
奥の奥を「どうするの？」とノックする
出典: バブル/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風
「金で買えるのさ愛でも何でも」というのはバブルの一面を歌ったリリックですね。
お金をたくさん稼いでいた人が多いので、こういった勘違いをして、その後に痛い目に有った人もいるでしょう。
お金を持つと人間性が変わってしまう人もいますから。
