【いっくよー!/チャラン・ポ・ランタン】
アルバム「ミラージュ・コラージュ」に収録
まずは、「いっくよー!」の基本情報から触れていきましょう。
この楽曲は、2017年11月1日にリリースされたアルバム「ミラージュ・コラージュ」の4曲目に収録されています。
アコーディオンとヴォーカルという異色の組み合わせ、さらに姉妹という親密な関係性から生み出される独自のグルーヴが魅力の彼女たち。
そのアルバムタイトルにふさわしく、異世界に迷い込んだような不思議な気分を味わうことのできる楽曲が全12曲の大ボリュームで収録されています。
また、その中でも「いっくよー!」は、一際アップテンポな楽曲として位置づけられており、12曲の中でも浮かび上がってくるような目立つ楽曲になっています。
さらに、このアルバムは約2年ぶりのリリースであり、前作からの2年間、個々の活動にも力を入れてきた彼女たちが再びタッグを組むことで新たな化学反応を起こしていると言っても過言ではないでしょう。
ファンにとっても待望の嬉しい1枚になったことは間違いないです。
「テンプスタッフ」とのコラボ曲!
書き下ろし楽曲!
それでは、次に「いっくよー!」について、さらに迫っていきましょう。
この楽曲は、実はタイアップによる書き下ろし楽曲として発表されました。
そのタイアップこそが、人材派遣・アウトソーシング事業を手がけるパーソルテンプスタッフ株式会社(以下、テンプスタッフ)なのです。
まずは、こちらのミュージックビデオを観ていただきましょう。
いかがでしたか?
ピンクを基調とした世界観の中で、チャラン・ポ・ランタンの2人が元気良く踊る姿が印象的な映像になっています。
また、この2人が被っている帽子に注目してください。
実は、この2つの帽子は、テンプスタッフのキャラクター「テンプりん。」と「ミルりん。」をイメージした帽子だそうです。
独特なコラボの仕方で、世界観を作り上げる彼女たちに、まさしく脱帽です!
そして、さらに2018年2月には、「テンプスタッフ×チャラン・ポ・ランタン第二弾」として、新たにミュージックビデオが公開されました。
それが、こちらです。
「いっくよー! with 棚橋弘至(新日本プロレス)」と銘打って、公開されたこの動画。
なんとテンプスタッフとのコラボだけに飽き足らず、プロレスラーとまでコラボしてしまうなんて、彼女たちのマルチなタレント性というか、多様性はすさまじいものがあります。
その内容は、プロレスラー棚橋弘至が、「人間関係」や「無茶ぶり」、「肌荒れ」など、働く女子にとっての敵を様々な必殺技を繰り出しながら倒していくというコミカルな映像になっています。
タイアップ・コラボの魔術師!
このように独自の路線をひた走るチャラン・ポ・ランタンですが、タイアップやコラボが本当に多いんです。
それこそ前述したアルバム「ミラージュ・コラージュ」の中にも「いっくよー!」以外にも
- 映画「はらはらなのか。」の主題歌に起用された「憧れになりたくて」
- 映画「少女椿」の主題歌に起用された「あの子のジンタ」
- NHK「バリバラ」のオープニングテーマに起用された「夢を運んだアヒルの子」
- ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のオープニングテーマに起用された「進め、たまに逃げても」(作詞作曲)
が収録されており、そのタイアップの多さに驚きます。
また、 2017年1月18日にリリースされたミニアルバム「トリトメナシ」は、その良い例で収録された全8曲中7曲がタイアップかコラボ楽曲なのです。(ちなみに1曲はCMソングの替歌)
そうやって、様々な分野や人と関わることで新たな刺激をもらい、それをアウトプットしていくことで、どんどん彼女たちの表現力は深みを増しています。
さらには、「勝手にCMソング」という活動にも力を入れており、これが功を奏してタイアップやコラボがどんどん舞い込んできているのではないかと想像できます。
まさに「タイアップ・コラボの魔術師」と言えるでしょう。
働く女性に捧げる応援歌に注目!
それでは、次に「いっくよー!」が、どのように働く女性に捧げる応援歌になっているのか、その歌詞を見ていきましょう。