そもそも「チャイム」って何だろう?
思い出すのは学校のチャイム
キーンコーンカーンコーン……。
「チャイム」と言えば、この音を思い出しませんか?そう、学校のチャイムです。
朝一番のチャイムにはキュッと気を引き締める人もいるでしょうし、毎日戦いを挑んでいる人もいることでしょう。
朝イチの授業が大好きな科目だったら「ワクワクする!」という人もいるかもしれませんね。
筆者はどちらかと言えば「授業、面倒だなぁ……」という思いのほうが強い学生でした(苦笑)
時刻を知らせるだけじゃない「チャイム」って?
基本的に「広く、たくさんの人に時刻を知らせる」というのが「チャイム」の目的です。
学校のチャイムには昔、空襲警報の音と同じものが使われていたんですって。
しかし、その音ではどうしても戦火から避難した辛い記憶が蘇る、という人もいました。
そのこともあって、いまの「キーンコーンカーンコーン……」というチャイムになったそうです。
最近は生徒へ自主的な行動を促すために、あえてチャイムを鳴らさない学校もあるんだとか。
授業の始まりは「面倒だなぁ」と思っていた筆者ですが、チャイムが無いのはちょっと寂しい気がしなくもありません……。
というもの「学校のチャイム」という短いメロディーが、人それぞれに様々な気持ちを与えているからなのかもしれませんね。
それはいわば、私たちの心の中にある鐘が共鳴しているようなもの。
音楽を聴くときにも、私たちの心の鐘は様々な共鳴音を鳴らしているような感覚に陥ります。
さて、YUKIが歌う「チャイム」は私たちの心の鐘をどのように共鳴させてくれるのでしょうか?
早速見ていきましょう♪
YUKI「チャイム」のリリックビデオに潜む本当の意味とは?
変顔している女の子が「チャイム」のMVに登場
こちらがYUKI「チャイム」のリリックビデオ(ショートバージョン)です。
実は7月9日までの期間限定でフルバージョンも公開されていました。
歌詞をメインにしたリリックビデオなので、ジャケット写真を基にした映像に歌詞が付いたシンプルな動画となっています。
描かれているのは、下着姿で寝癖が付いたまま、鏡に向かって変顔をしている女の子。
同じ女性である筆者としては、この女の子にどうしても親近感が湧いてしまうんです……。
MVでこの女の子は、舌を出したり引っ込めたりして様々な変顔を披露。
最初は「ちょっと面白い」と思いながら見ていましたが、不意に考えたんです。
「この子、頑張ってるのかも」って。
女子力を感じられる本当の意味とは?
突然ですが、皆さんは「顔ヨガ」って知ってますか?
ヨガと言えば、普通は体を柔軟にするスポーツを思い出しますよね。
しかし顔ヨガは文字度通り、顔のヨガです。
顔を筋トレすることで、憧れの小顔効果を期待できるそうですよ。
そして「チャイム」のリリックビデオ内に描かれた女の子は変顔をしているのではなくて、本当は顔ヨガをしているのではないかな?
と筆者は感じたわけです。
朝活で、顔ヨガかぁ……。女子力高いなぁ……。
それに、赤と青の歯ブラシは女の子とその彼のものかしら?
そう考えるとMVで見えてくるのは、自分に磨きをかけようと毎朝頑張ってる女の子の姿。
そう思ったら、なんだか親近感が湧いてきませんか?
YUKI「チャイム」の歌詞が朝にピッタリな理由とは?
イントロで流れるのは明るいピアノの旋律は、まさに1日の始まりを表現しているように感じられるYUKIの「チャイム」。
1番と2番の間奏からはチャイムの音色も入り、「1日の始まりを告げる曲」としてピッタリなメロディーです。
「チャイム」が1日の始まりにピッタリな理由は曲だけではありません。
ここからは「チャイム」の歌詞を徹底的に解説します♪
リリックビデオ・ショートバージョンの歌詞はコチラ
あなたの声が聞きたいの
心より身体で感じたいの
どこにいても私達はひとつで
ひとつだから哀しい時でも一緒なの
そうね
出会い散々見逃して
さよなら上手く出来なくて
あの唄の続きは何だ?
藁にも縋る思い
つないでる手でも背中合わせしていても
「愛してる」って聞こえてる 私達 地獄耳
新しいあなたと分かち合いたいわ
裸のまんま聞かせてよ 胸のチャイム 鳴らせ モーニング
出典: チャイム/作詞:YUKI 作曲:HALFANIE
まずは「チャイム」のリリックビデオ(ショートバージョン)で歌われていた部分の歌詞をご紹介します。
「チャイム」歌詞は「恋愛」をしている女の子の心情が描かれたもの。
<聞きたい>、<感じたい>、<一緒なの>と積極的な言葉が並んでいるから、聴いていると朝から元気な気持ちになれますね。
だけど、歌詞に登場する<私>は最初からこんなにポジティブでは無かったみたい。
というのは、その次の歌詞を見れば分かります。
今まで貴重な<出会い>を自分のモノにできなくて、歴代の彼との別れも上手にやってこれなかった<私>。
『そんな<私>が、これから良い恋愛をしていけるのか?』
<あの唄の続きは何だ?藁にも縋る思い>という歌詞からは、こんな風にどこか不安な心情を感じ取れます。